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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

キャンプ場で働く愉しみ 

2011年08月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場は、まだまだキャンプを楽しむ人々で賑わっている。
キャンプ場を訪れる人が多ければ多いほど、当然のことながら私たちは忙しくなるばかり。
今日で連続5日目となるが、テントをレンタルする客が多く、テントリセットの仕事は毎日追いかけられている。しかも、毎日のように降る雨のため、その作業は困難を極めている。テントがずぶ濡れのまま返却されるので、リセットする前に乾かさねばならない。その上、砂や泥がついているものも多く、作業は増えるばかりなのだ。
 
しかし、働くというのは楽しい。濡れたテントを乾かし、たたむ。部品を揃えてリセットする。キャンパー達がそれをレンタルして使用し、キャンプを楽しむ。キャンプ場内ではさまざまな家族達が「キャンプ」を通じて絆を深め、小さな子どもたちは大自然の中で目を輝かせている。
まだ学校へ行っていないと思われるような小さな子供とすれ違うとき「こんにちは」と、子供の方から声をかけられることもある。そんなとき、嬉しさがこみ上げ、挨拶をかわした後もしばらくその子が立ち去る方向を見つめてしまう。「幸せ」を感じる一瞬だ。
 
あと一日頑張れば休日。夕方からつつじの湯へと車を走らせた。疲れを癒す温泉がすぐ近くにあるのは有難い。混雑していた温泉もさすがに客が減っている。無理もない。8月もあと4日なのだ。帰路、車を走らせながら、その暗い道路でセンターラインを頼りに運転していることに気づいた。考えてみれば街灯もほとんどない道で森の中を運転する経験はあまりない。ヘッドライトに移る暗い中での森の木々は次々に現れては消える。時折対向車の光が森を照らす。目標になる目印もない。夜、外出することはほとんどないが、私は目的地までの距離を測る癖があり、つつじの湯までは11kmである。出発するときメーターを確認し、あと何キロと計算する。
 
暗い夜道で歩く人もいない。また、昔の話しになるが、運転免許を取得してまもなくの頃、広島から中国山脈を越えて島根県、鳥取県へよく通ったことを思い出す。峠越えの山道には街灯もなく、まったく今と同じ状態だった。若い頃は無謀にもスピードを出してスリル満点の運転を楽しんだが、運良くまだ命を永らえている。現在では、そんな勇気もファイトもないが、ゆっくり走る愉しみを覚えた。そして働く愉しみも味わっている。何の心配もなく、ただ働くことで、その結果が多くの人の役に立っていると言うことが嬉しい。昔を思い出しながら現在を愉しめるという何とも贅沢な生活ではないか。まったく、人生は素晴らしい。
 
 

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