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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

サプライズ 

2011年08月28日 外部ブログ記事
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空という名のキャンパスに毎日雲の絵ばかりを見ていたが、久しぶりに青空が顔を出した。しかし、さすがにもう暑さはない。そして雲に覆われた浅間山の山頂は望めなかった。
8月最後の日曜日、133組のキャンパーたちが滞在する北軽井沢スウィートグラスは歓声ではじけた。そんな時、私たちの職場に一人の新人が登場した。24歳で名前はツバサ君。初日は私と組んでのお掃除となった。途中から加わった大学1年生のバイト生M君と指導者の立場になった私との年齢差は大きい。キャンプ場で働こうという若者に清々しさを感じながら、指示を出す私の気持ちも若返り、動きの良い二人にわが子のような気持ちも宿り、ついつい人生訓まがいの発言も飛び出す始末。本気で動けば若い体ははじけるように動く。
やる気のある人間は飲み込みも早い。予想以上の短時間で仕事は完了する。バイトを始めて半年、職場にはいつの間にか数名の後輩ができた。職場は一段と楽しい雰囲気が出来上がっていく。
 
連続6日の勤務は無事終わった。職場の駐車場で愛車ニュービートルに乗り、仲間たちに別れを告げてアクセルを踏み込んだ。そして、サプライズはその直後に起こった。
サプライズ(Surprise)とは驚き、不意打ちの意味。俗語で、他者を驚かせる為の計画及びその計画を実行すること。(Wikipediaより)
私は駐車場出口で、ある人物の待ち伏せにあった。そして「花豆赤飯」という爆発物の襲撃を食らった。「山の神様のお祭りで、花豆赤飯を作ったので食べてください」という、優しい笑顔に、後続車があるのでお礼もそこそこに立ち去ることになったが、最近になって涙腺が弱っているせいか、こみ上げる嬉しさに前方が霞む始末。帰宅後、さっそく食卓に出された花豆赤飯ともう一品同包されていた山椒とこんにゃくの佃煮には、「美味しいね、嬉しいね」という妻の声も震えていた。妻が白い花が好きということを知っている夫人のメッセージの紙には、白いオダマキの写真がプリントされていた。ブログで知り合った地元のA夫妻とは、まだ交際期間も短いがこのような心のこもった贈り物には、もう私たちの心はメロメロになってしまう。
 
A氏にサプライズの気持ちはなかったかもしれないが、過去に何度も前科があるため、またかと驚きながらも心が和む。「ほっこりしたね」という妻の言葉が耳に残った。
久しぶりの青空と共に、何か良い予感さえ感じる出来事に感激している。
 
 

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