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四つ葉の小さな幸せ

田沼意次の《南鐐二朱銀》の和菓子を探し上品なお菓子にほっこり♪ 

2020年12月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

こんばんは四つ葉です。

静岡県内の情報番組で和菓子屋さんの田沼意次侯ゆかりの《南鐐二朱銀》モチーフのお菓子!が紹介されていた。

田沼意次といえば賄賂政治家の代名詞だったが近年は開明的政治家として評価が高まっている。詳しい事は分からないが‥。その田沼意次が貨幣の改革に挑みした《南鐐二朱銀》という銀貨を発行した歴史がある。

その《南鐐二朱銀》のモチーフお菓子。テレビの画面で見た時‥優しい味で小豆あんで固めて文字が浮き出て趣きあり上品な味だろうなぁと思い‥そんな《南鐐二朱銀》に会ってみたくなった。

ネットで和菓子屋さんを検索するとその地の地元商工会議所で田沼意次にゆかりの地でもあり町おこしの一環として地元の和菓子屋さんが《南鐐二朱銀》の和菓子を作ったらしい。

行って休みだったり、売り切れて購入出来なかったら残念なので事前に《南鐐二朱銀》が購入出来るかを電話した。購入出来る事が分かり出掛ける事にした。

地理的に詳しく無いので夫の車ナビを入れてその和菓子屋さんに行く事にした。商店街があるわけでも無くさっ風景な道になり‥「道間違えた?」と和菓子屋さんのがある雰囲気では無い。

何となく小さなお店が見えて来た。私はテレビであの《南鐐二朱銀》の上品なイメージを浮かべていたので驚いた。確かに歴史があるお店には違い無いが‥通り過ごしてしまいそうなお店だった。

昔ながらの小さなお店のドアを開けるとショーケースの中はどら焼き、みたらし団子のみしか並べて置いていないので‥不安になり《南鐐二朱銀》が置いていないので聞いてみると木のテーブルにさりげなく置かれていた。

思わず「これが田沼意次の《南鐐二朱銀》のお菓子なのですね」と話すと店番のおばちゃんが「そうだよ。」と嬉しそうに返事をしてくれた。

私はテレビを見てこの《南鐐二朱銀》のお菓子が上品で食べてみたい、そして田沼意次の事をもっと知りたくなったと話しをした。

おばちゃんが「そうかね‥それはありがたいね。うちの店は主にスーパーとかに団子や柏餅、すあまとかを置いたりしているからここには他の和菓子は余り置いていないだよ」でも《南鐐二朱銀》は何年か掛けて作った看板和菓子だと説明してくれた。

そしておばちゃんは奥から持って来て「田沼意次の事知りたければこのパンフレット入れて置くよ」と入れてくれた。あたたかい言葉にほっこり。しっかり勉強します!

あたたかみがある雰囲気の小さなお店でこんな交流があると嬉しい。《南鐐二朱銀》とみたらしの中にこし餡が入っている団子も購入した。

家に帰り《南鐐二朱銀》を‥おぉー!何年か掛けて作ったという看板和菓子。シンプルな器に入れてみると思った通り上品な和菓子だ。和菓子屋さんの努力が感じられ感激した!

田沼意次が発行した銀貨と同じ縦横比の直方体で、表面に貨幣と同じく「以南鐐八片 換小判一両」の文字が浮き出ている。

頂いたパンフレットを読むと銀貨は、それまでの重量換算から、8枚で小判1両と交換できるとし、両替の利便性を向上させ、商品経済を発展させたとされる。

小豆あんに栗あんを挟み、特注の木型に入れて押し固めて成形。文字の細かな止めはねも再現されていた。
素晴らしい!

とにかく小豆餡のしっとりしたしぐれ餡の甘さが程よく中に入っている栗あんがたっぷり入っていてイメージ通りの繊細で優しく口の中にふわっとした餡が残り美味しく頂いた。

みたらしにこし餡団子も食べたが‥こし餡が程よい甘さでこれも美味しい♪

《南鐐二朱銀》の美味しい和菓子と田沼意次の事を知り少しだけ頭が大きくなったかもです♪歴史と共に美味しい物で満足な一日でした(^-^)



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