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Nスぺ貧困特集 

2020年12月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:脱貧困

 昨日のNHKスペシャルが女性の貧困問題を取り上げていた。クローズアップ現代プラスでも以前取り上げていたがその続きのようなもの。NHKはニュースと特番以外あまり見ないが、最近のNHKは以前と少し変わったように感じる。籾井君に比べれば良い方に。
 1万人以上のアンケート結果から浮かび上がるのは単身、シングルマザーの窮状。非正規の女性の職場は限られ賃金も安いが飲食、清掃などもコロナで縮小、閉鎖に追い込まれている。介護はどうなんだろう。まだましなのか。
 退職後一時脱貧困の手伝いをした。日比谷年越し派遣村がニュースになった頃、私の近くでも派遣切り救済の団体ができた。集まったのはホームレスの人が多くて趣旨とはちょっと違ったが世の中の一端を見た思いがする。今年も府中、国立、多摩に続いて立川でも来週、生活相談、物資支援をやる。
 Nスぺや貧困問題に関わって強く思うことは住居の問題。共働きで年収4〜500万円の世帯が3千数百万円の家をまるまるローンで購入し一方の収入が減り返済困難に陥った世帯があった。民放テレビでも収入減、離婚などで返済不能で家を手放しローンだけが残るという悲惨な例が出る。万一のことを考え余裕を持って買えばいいのにと思うと同時に貸す方も貸す方だと思う。昔は年収のせいぜい4倍程度までしか貸さなかったと思う。また余裕を残して借りたものだ。
 貧困を考えるときつくづく思うのは住まい。ホームレスの人でも住居さえ何とかなれば自活できた人がいた。生活保護に頼らなくてもアパート代が何とかなれば自活できる人がいた。本当に住居費が東京ではネックになっている。国や都もそこを支援すれば生活保護費も削れるし本人のためにもなる。
 ナビトモに登録している私も含め65歳以上の年金受給者は多分何とか逃げ切った世代と思うが、これからの世代の人は大変だ。「気軽にお出かけ」なんてサークルを作っていていいのだろうか、とさえ思った。
 ナビトモ登録の皆さん何とか支援の輪を作れないものでしょうか。



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