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流老記

ボケ始め… 

2020年11月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から曇り、で北風が寒い。

いつものコースで
団地の出入り口を出たところで
背後から、こんにちわ、
不意に声を掛けられる。

思わず振り返り、こんにちわ、と返すが
瞬間、相手の名前が出てこない。
20年間も隣に住んでいる
相手の名前が出てこない。

突然
ボケが来てしまったのかと
衝撃でしばらく呆然。

しばらく歩くと思い出したが
ああ、そろそろ始まったなあ、と
うなだれる。


浅田次郎という作家が好きだ。
同年代ということもあるが
時代劇をかいたら
今の作家の中では
抜きんでているのでは、と思う。

最近読んだのは「おもかげ」という本だが
彼独特のストーリーで
現代ものなれど
昔の東京を思い出させる。

あんな風に、
突然脳溢血などで倒れたら
昔のことを走馬灯のように思い出すのだろうか。

その本の中の一節に、
女は、別れた男のことを
男が思ってるほど思い込んではいない、と
いうような意味のところがある。

それなら良いのだが、
三途の川を渡ったところで
恨みつらみを言われたら嫌だなあ、なんて。

せめて、
カメラマンが迎えに来ていて、
歓迎会が準備してあるから早く行こ、
なんて言いながら、
きょうはキレイどころがわんさかだぜ、
より取り見取りだわさ、
持ってけドロボーパーティだよん。

なんてことにはならないだろうか…

でもなあ、
カメラマンのことだから
キレイどころの頭には
みんなツノが生えていたりして。

あしたは寒くなるらしい。



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ガラさん

根無草さん

いやあ、
生きている間は面倒だったけれど
居なくなってみれば…
寂しいもんです。

2020/11/25 10:19:18

思えば

ガラさん

あのカメラマンさんも楽しい方でしたねえ。

きっと、歓迎パーティーを開いてくれますよ。

2020/11/25 09:09:53

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