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楽しい晩年
「死なせる医療」は必要だろう
2020年10月31日
テーマ:死について
小堀鷗一郎(鴎外の孫)が「死なせる医療」ということを養老との対談で言っている。
これまでのモラルでは、生きぬくことが善で、死ぬことは悪と思われてきた。生死の問題は神の領域の問題で、人間が触れるのは恐れ多いということだろう。生は無条件で善だった。一方で、命より大切なものがあった。国、家、誇りなどである。
ところが今は、生の畏敬が消え、生きる意味は、楽しむこと・生きがいがあることになった。この考えでは、容易に苦しんでまで生きることはないという考えにつながる。今朝の新聞で、ニュージーランドが安楽死を認める国の仲間入りをした。流れとしては、安楽死を認める方向に行くだろう。
こうした文化的な背景の下に、小堀がいいたいのは、死にたい高齢者の問題ではないかと思う(明瞭にはいっていないが)。今多くの人が言っているのは、食をだんだん絶ってゆくという昔ながらの方法だが、これが本当に安楽に枯れて死すことになるのかどうか、
あるいはどういう形で食を絶てばよいかなどは分からない。
高齢者の一人としては、安らかに死ねる「死なせる医療」を待望している。
・・・・・・・・・・
・昨日は2時間卓球をやってくる。くたくたになった。全身を使えというが、そんなことをしたら、疲労で死んでしまう。
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喜美さんへ
私も苦痛がなければ、生きていたいです。
ただ、生きるのが辛いほどの状態になったら死なせて欲しいです。
ちなみに、三つの癌を経験してますが、検診は止めましたし、延命措置はしないということは決めています。
2020/10/31 17:20:05
まはろさん
海外で安楽死する人を幇助したら、殺人罪で問われるという話は初めて聞きました。
日本人はスイスで確か6人くらい安楽死しているような気がします。私は安楽死を進めている尊厳死協会に入っていますが、
法制化するのは難しい点が多々あります。安楽死ではないですが、延命措置をしない方向には、日本でもなってきています。
救急車の中で気管切開はしないとか。
高齢者にとっては関心のある課題です。
2020/10/31 17:16:24
生死について
風の鳥さん
歳を重ねた今生死に関する話に関心を持っています
安楽死 是非は分かりませんけれど・・・
スイスの姪が昨年ニュースで読んだ話を知らせてきました
日本のある方が動けなく治らない病気でスイスに
尊厳死を申請し許可され亡くなったそうです
家族の方が遺骨を持ち帰ろうとしたら日本では
もし持ち帰ったら貴方方を殺人罪で起訴すると言われて
泣く泣く綺麗な湖に空から散骨したそうです
この話ちょっとショックでした
忘れられません
2020/10/31 08:42:04