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たかが一人、されど一人

日米同盟だけか 

2020年10月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 父はよく酔うと笑いながらではあったが「私は超保守主義だ(ultra conservative)」と話していた。だから保守主義が悪いとは思っていないし、友人も圧倒的に政治的には保守的な人が多い。父は昭和20年代の長野県で役人をしており、革新系の知事のもとで冷や飯を食わされていたので、悔し紛れに超保守を自嘲気味に言っていただけで、共産党は嫌いだったかもしれぬし、戦後の革新かぶれも嫌いだったろう。しかし、行政官でありながら戦後は外地で捕虜となり2年近い抑留生活を経験しているので、戦争だけは絶対してはいけぬと思っていた筈だ。父と戦争や政治向きの話をしたことは殆どないが、何故か確信を持って父の考えが分かる気がする。何故なら自分自身の行動様式が昔から父に似ているところがあり、考えも父だったらこう考えただろうと分かったつもりで居るわけだ。当然現在では父の考えと違うであろうことも多い。一番違うのが支持政党かもしれぬ。前述のように超保守を自称していた父は、政治的には圧倒的に自民党を支持していた筈だ。小生の場合は少し異なる。50歳近くなってそれまで投票していた自民党に投票するのをやめた。これは亡き妻の影響かもしれぬ。妻が旧民社党系区会議員の選挙を手伝い出したのがきっかけで、こちらも少し政治に関心を持つようになり、それ以来気持ちが段々自民党から離れて現在に至っている。だから友人の集まりでは政治的に圧倒的マイナーである。と言っても超保守主義ではないが、生来が保守的思想が強いので現在の野党に不満は沢山持っている。それは取り敢えずおいて、自民党に対する不満の最たるところは安全保障関連に尽きるかもしれぬ。国家にとって安全保障問題が最重要課題であることは十分理解できるし、国際環境が決して楽観できるものでないことも分かっているつもりだが、それにしても日米同盟一辺倒が気に入らない。同盟関係が平等であればまだしも、ヤクザの親分子分であるまいに、どう見ても単にアメリカに従属しているだけで何の自主性も感じることが出来ない。今のところは日本人兵士の血は流れていないが、ズルズルと戦争に引きずり込まれていくのが目に見えている。自衛隊を軍として憲法9条を変更してもいいが、他国に引きずられて戦争してはいけない。最近歴代の防衛省関係者がテレビに出たりして威勢のいいことを言っている。しかしい聞いていると結局はすべてアメリカの受け売りばかりで、菅首相が言うように我が国を俯瞰的に見て本当の安全保障とはなにか、真剣に検討した結果が聞こえてこない。イージス・アショアを取りやめたことは英断だと思ったが、何のことはないアメリカに代替案を出す必要があるとのこと。どこまで行ってもアメリカのためであり、真の国防とは遠く見えて仕方ない。

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