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眼鏡の顛末　

2020年09月29日
テーマ：生活

中学生の時、池袋で同級生と「馬上の二人」という、西部劇を見た。
ジェームズ・スチュワートと、リチャード・ウィドマークが出演していた。
小学校の行事で、ディズニー映画を何回か見ていたが、友達と映画館へ行くのは、初めての経験だったので覚えている。
他にも、忘れられない出来事があった。
字幕の字が見えず、最前列で映画を見たのだ。
この日、自分が近視になっていることに気が付いた。

以来、六十年間で、数十本の眼鏡を買い替えた。
若い頃はデザイン重視だったので、掛け心地は必ずしも良いものばかりではなかった。
アルバイトで買った、ローデンストックの眼鏡は忘れられない。
眼鏡は当時の初任給くらいの値段だったが、デパートの派遣店員だったので金回りは良かった。
初任給の二倍以上貰う月もあったが、社会人になったら半減した。
掛け心地が良いだけでなく、丈夫だったので、その後も使い続けた。

近年、眼鏡を買う際は、似た様なタイプを選ぶ。
選ぶポイントは、掛け心地、値段、デザインの順に優先している。
今回、3,900円（9,900円から6,000円引き）と、5,900円（12,900円から7,000円引き）のアウトレット品の二本が候補に上がった。
勿論、掛け心地は、何れも良かった。
高い方の日本製フレームは魅力だったが、デザインは安い方が気に入った。
何れも予算内だったが、安い方を選んだ。

今回、眼鏡を新調したのは、眼鏡を家の中で紛失からである。
結局、その日の内に見付かったのだが、それまで不自由だから買うことにした。
新旧の眼鏡のサイズを比べたら、新（54□17-141）と、旧（55□15-140）で、殆ど同じ大きさだった。
新しい眼鏡のレンズ幅は54mm、ブリッジ（左右のレンズを繋ぐ部分）は17mmだから、フレーム幅は125mmとなり、従来と同じである。
テンプル（つる）の長さは141mmで、1mm長くなっている。
サイズが同じでも、掛け心地が同じとは限らないので、試着は必要だ。

それにしても、最近、眼鏡を買い替える頻度が多いので、理由を考えてみた。
視力の変化（近視の改善・老眼の進行）により、眼鏡の度が合わなくなるのは、やむを得ない。
老眼の進行で、眼鏡を掛けたままでは手元が見えないから、外す頻度が増えている。
外した眼鏡を何処にでも置くから、踏んづけたり、座ったりして壊してしまう。
今回のように、置き忘れもある。
安価になった事で、無意識に眼鏡を大事にしなくなっているのなら、反省しないといけない。

■眼鏡を新調したことは、一週間前のブログで書いている。今回の失敗がきっかけとなり、眼鏡の思い出と反省をまとめてみた。

　　　＊＊＊＊＊

写真
新旧眼鏡（レンズが小さい方が新調した眼鏡）

御礼
「本格的な麻婆豆腐」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。

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