夕張メロン

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トラのミステリな日常

2020年07月18日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

妹から電話があり
「ばあちゃん（私の母）が、『バナナと桃を買ってきて』というので、兄ちゃん買って、行ってくれない？」とのことです。

「ちょうど、卵とブドウを持って行こうとしていたので、良いよ」
「昨日、○○さんから戴いたメロンを持って行ったのだけど、兄ちゃんと半分ずつするように言ってあるので、半分持って帰って」

メロンは大好きです。
「どこのメロンなの？」と聞くと
「夕張メロン、ちょうど食べ頃だと思うよ」

と言う事で、近所のスーパーで、特売のバナナと桃を買い、近所の農家でブドウを買って、母の家に向かいました。

母の家に行くと、入り口の下駄箱の上に、ポツンとメロンが置いてあります。
「これは冷蔵庫に入れないとアカンで」
「私は、ブドウとか桃が好きだから、メロンはこのままアンタが持って帰ったら良いわ」

私が持って行った、卵とバナナと桃とぶどうで、2000円ほどなので、夕張メロンとの物々交換なら、大歓迎です。

縦長の夕張メロンは、なかなか立派で、良い香りが漂っています（写真）

ところで･･･

「○○ちゃん（私の妹）にはナイショやで。」と母。
「わかった･･･」と言っておきましたが、黙っているわけにはいきません。

あとでバレると困るので、帰りの車内から妹に電話し、いきさつを話しました。
「メロンが下駄箱の上にあったって？」
「ボクにやるつもりで、置いたままだと言ってたで」
「もう食べ頃なので、冷蔵庫に入れて置くように言っておいたのに、聞いてないんや」

「一晩、下駄箱の上だったら、ちょっと熟しすぎになるかも･･･」と妹。
「半分に切って、スプーンですくって食べるから大丈夫（笑）」
「今度から、直接兄ちゃんに持ってくるわ」
「あっ、そうそう、お前には黙っておくように言われたから、よろしくね」
「わかった」
家について、夕食後に食べようと、メロンを冷蔵庫に入れておきました。

しばらくして、妹からLINEが入り、
「『メロン、食べたか？』って聞いたら、『美味しかった』って言ってたわ」

夕食後、半分に切ったメロンを、スプーンですくって食べましたが、さすがに美味しかったです。