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ニャンコ座リポート

歌った (7/8) 

2020年07月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 現在、5時を少し回ったところ。207のメンバーたちは、きっとみんな目を覚まして、仕切られた空間で、起床時間を待っていることでしょう。私もこうして仕方なくパソコンを開き、昨日のことなど書き始めました(もうスマホは飽きた)。
 最後の夜の夜勤の看護師は、私がどれほど努力していたか、みんな知っていると言ってくれました。4時頃に目が覚めてしまって(ほとんどの日がそうでしたが)、証を残していきたいと思っていました。カワウソ&猫チクチクは、デイルームに置いてもらいました。でも私と言えば・・・そうだ、ここでためらっても仕方ない、病室で歌わせてもらおう。曲は「いのちの歌」しかないでしょう。幸い楽譜は持ってきているし、おそらく声はかすれているから、うるさいほどは出ないだろうし。
 朝ごはん直前、おんちゃん・おかちゃん・最強お姉さまに「歌わせてください」とお願いして、いつも持っている音叉で音とって、「生きてゆくことの意味」と歌い始めました。案の定かすれ気味なのは不本意でしたが、1度は暗記した歌詞は、この状況で心を託すには十分でした。「出会ったこと 笑ったこと そのすべてにありがとう」泣くな私。おかちゃんの目がウルウルしているのが見えました。やっぱり歌の力ってすごい。絶妙なタイミングで朝ごはんが来たので、照れ隠しになりました。
 数人に聞こえたよと、声をかけてもらいました。音楽が、歌が、合唱が好きですと言っておきながら、それ以上のことを言い出せずにいたのが、一気にすっきりしました。イッチャンセンセは相変わらず風のように現れて、レントゲンのコピーを指さして「バッチシ、じゃ、次は外来で?」とさわやかに言い放って、風のように去っていきました。
 たくみは約束通りの時間に迎えに来てくれて、ていねいにリハビリしてくれました。もちろんそれは、彼の仕事です。根気良く固い所をもみほぐしてくれる手とは、しばらくお別れです。家に帰ったら、暮らしそのものが最高のリハビリになるので、希望をもって生活してくださいとのこと。病院を支える人たちの仕事はどれも尊いですが、これから未来を考える立場にある若い人には、理学療法士という生き方を、考えてみてください。
 昨日手術だった自由な人に、お隣のお部屋にあいさつし、看護師たちにお礼を言い、特に担当だったHには、最初自分はお世辞にも物覚えが良い患者ではなかったことを詫び(その指導が本音きびしく感じた)、歩けるようになった時には、手をたたいて喜んでくれたことにお礼を言い、おんちゃんには次回の外来時にはいてはいけないと言い、おかちゃんとお姉さまには22日に会おうと言い、あすなろを後にしました。
 途中で回るお寿司を食べて、杖を買いました。4分割する軽い物です。
 家の様子は、外泊の時とあまり変わっていませんでした。ごみなどもそのままで。でも息子はその間大仕事をして、こうして留守番してくれていたのだから、良しとしましょう。
 お風呂の追い炊きスイッチを入れたので、温まって、もう1度布団に入ってみます。

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