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ニャンコ座リポート
64年×12か月分の不思議な1か月 (6/4)
2020年06月04日
テーマ:テーマ無し
今日はとうとう入院です。来週の今頃は、おそらくですが、傷はまだまだ痛くて、痛みにめっぽう弱い自信がある私は、泣きべそかいているかもしれませんが、楽になった右股関節と少し伸びた右脚に、期待していると思います。
一昨日の夜、押し寄せる仕事に焦った息子は、冷蔵庫から冷えた飲み物を出そうとして、引っかかって、ドアの卵ケースのあるポケットごと落下して、粉チーズとドレッシングなどが落ち、卵が4個割れました。元気になったのは良いけれど、はしゃぎ過ぎが心配で、勝手に巻き込まれてくたびれていたので、「悪いけど片付けておいて」に対し「イヤダ!」と強く言ってしまいました。床に無残に散乱した卵は、本当にうんざりで片付ける気力が沸かず、さりとてこのままにしておくのも気持ち悪いしで、壊れた卵以外の物を片付けました。
4月30日に札幌を引き払い、何もなければ早々に京都に戻るつもりだったでしょう。でもコビット19禍で身動きが取れなくなり、今日にいたっています。帰りの車の中で、すでにオンライン配信の準備をしていました。カーステレオで聴きたいからと、「エリザベート」のCDを持ってくるよう頼まれました。それが発端。世の中が自粛、巣ごもり、停滞の沈んだ空気の中で、息子は寝食忘れて動いていました。私はと言えば、頼まれることもあるけれど、ほとんどは勝手に巻き込まれて、楽しいと言ってしまえるほど単純ではない、感謝されている実感があるわけでもない、64年の人生の中でも、屈指の珍しくて新鮮な毎日を過ごしていました。
疲れています。発達障害である息子の受け入れがたい言動にあきれ戸惑いもし、時にぶつかり、本気で落胆し、でも、どんなに親ばかでも、才能に驚き、知らなかった世界を目の当たりにしてワクワクしました。
当初は、ごちゃコン・天地創造・ミスサイゴンが終わった7月に、一人で入院して、一人で退院後を生きていく覚悟をしていました。それがとりあえず、息子がいます。安心ではあるけれど、逆に心配です。第一、家の中がどれだけグチャグチャになってしまうか、考えただけで恐ろしいです。そして、明日すぐにちょっと帰ってくるとは言え、その後は息子が創り上げる「信長のリモート・武将通信録」を手伝うこともできないことがじれったくもあり、つまらなくもあり、そして、ばかだなぁ、心配なのです。本来、私が心配される立場なのにです。
入院中も、書き魔ですから、ブログは書く予定ですが、もちろんこんな風には行きますまい。でも心配ご無用ですから。行ってきま〜す(明日昼頃、1度帰ってきます)。
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