コロナ延長

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カシアス

2020年04月11日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

昨年４月、当社は、持ち株会社（上場企業）から、
MEBO、すなわち経営者と社員が資金を出して、
自社の全株式を買取り独立することを提案された。
その方向で動き始めたが、複雑な交渉が必要であり、
我長年の経験が必須として、リタイアを１年間延長した。

交渉は黒木亮の「巨大投資銀行」そのものだったが、
兎も角MEBOは無事に成立して、
今年１月に（晴れて）単独企業となり、
数年後の株式上場を目指してスタートした。

ところが・・・昨今のコロナ騒ぎで様相は一変、
2月に、近いうちに世界中が分断、閉鎖
（武漢化、イタリア化）され、
リーマンを越えた不況になるだろう、
当社も、夏には売上が６割くらいになると想定した。
景気より人命、が世界共通なのだ。

いち早く会社運営を攻めから守りに方向転換した。
世界は想定通りに分断され、
弊社にもじわじわと想定通りの影響が出始めている。
これだけの影響がでたら、ここまで合理化する、
とパターンを決めて、都度進めている

社員にとっては初めての経験、最初は半信半疑で、
戸惑っていたが、
事が進むにつれて本気になり、
それなりの覚悟も出来てきた。
この先、更に状況が悪化することは明白、
不利益を被る社員に丁寧に説明して
一時的に我慢してもらわねばならない。
会社の財務体質はまあまあだが、
今年度の赤字は何としても回避したい。

と言ったことを思いつつ会社に勤務している。
６月の株主総会でリタイアの予定だったが、
更に１年延長が決まった。まだ多少の迷いがあるが、
昨年はMEBO延長、今年はコロナ延長・・・