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世界が大絶賛の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」 

2020年01月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「間違いなく、ここ10年で最高の映画のひとつ」と、評論家も絶賛したという世界的規模の注目を集めている韓国映画・・・・・・と聞けば、『これはどうかな?』と見たくなる。また「パラサイト 半地下の家族」を撮ったポン・ジュノ監督は傑作「殺人の追憶」や「海にかかる霧 」を撮った監督で、今回の映画に関して、「映画のタイトル通り、見ていただいた観客の体、頭そして胸に、不滅の寄生虫のように長くとどまり、永遠に寄生する、そんな映画になってくれたらいいなと思っている」などと、心くすぐる事を言う。それで、先週の金曜日にさっそく「パラサイト 半地下の家族」を見て来た。これは評判通りの名作で最近、ウツウツしていた会社勤めの日々に光を差し込んでくれた。最初は、商店街の道路の下に窓があるせいで、見たくもない他人の立ちションを観るはめになる、地下に住む家族のやりとりが面白くて、けっこう笑いながらみていた。 また、ひょんなことから家庭教師としてIT企業の社長家族である金持ちの家に行く。そこの娘の家庭教師なのだけれど、そこで満足せず頭を働かせて、次から次へと自分の家族を、他人のふりをして放り込んでいくところがまた見事。映画を観ていた観客からはあまり笑いはおこらなかったんだけど、ぼくにはとにかくおかしくてしょうがなくて一人席で笑っていた。金持ちの家の奥さんがまた美人で、ちょっとおっちょこちょいの憎めないキャラ。だんなさんが、その気になってソファーで奥さんにちょっかいを出して胸を触っていたら、「時計周りでお願い」なんていう奥さんのセリフ。これには笑った。そして見事、金持ちの家への家族総出で寄生が成功する。その豪華な庭を眺めての家族4人、互いの健闘を祝いつつ、飲み食べ散らかしているときに、ピンポンとドアフォンの音。前に居た家政婦が雨でびしょぬれになって「家の中に忘れ物があるから取りに行きたい」と現れる。 ここからがおもいがけない展開となり、映画はいつのまにかホラー映画に変身。笑いは影を潜め、人間の狂気さえもかんじさせる怒涛の展開となる。その後、ラストはなんともいえない無常観を漂わせ、余韻を心に深く残してくれる。映画「万引き家族」と並べられて評論されている文章を何個か読んだけど、ぼくとしては「万引き家族」の10倍、楽しめて映画の世界に浸れたすばらしい作品だった。 

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