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FBIが第一容疑者とした悲劇「リチャード・ジュエル」 

2020年01月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 『クリント・イーストウッド監督の映画はハズレがないなぁ』と、改めて感心してしまったのが、「リチャード・ジュエル」という 作品。アトランタオリンピックで実際に起きた爆破事件を扱っている。イーストウッドは「全国民が敵になってしまった英雄の物語を世界に伝えたい」と本作に込めた思いを語っている。1996年7月27日、記念公園でコンサート会場の警備をしていたリチャード・ジュエルは、ベンチの下に不審物を見つける。爆発物処理班が確認すると、それは爆弾であることが判明。爆弾を見つけてみんなの命を救ったのに 、FBIから犯行を疑われ第一容疑者とされた事がきっかけで、世の中から完全に犯人として扱われ孤立していく。その英雄から 一転して、テロをくわだてる凶悪犯人扱いされるのは、天国から地獄へ落ちるがごとき運命であろう。情報が一人歩きしてしまった、その悲劇の主人公はまるまる太っていて、なんとも愛機があり、なんだかかわいらしくも見えてくる。母親に優しく正義感が強く、その愛すべき性格が弁護士の友情を含んだ弁護活動につながっていく。リチャードの冤罪は事件発生から6年が経過し、真犯人が明らかになるまで晴らされなかった。イーストウッドは「人は情報をきちんとまとめて考えない。6年後に真犯人が現れ、罪を告白し、逮捕されたということと、リチャードの潔白を人々はつなげて考えない」と話したという。この映画を観ると、オウム真理教の事件を思い出してしまう。1994年(平成6年)に発生した松本サリン事件の事件後に、河野義行さんは警察およびマスメディアにより、事件の有力な容疑者であると見なされ報道被害を受けた。ひどいマスコミ報道であったし、当時ほとんどの人がぼくを含めその報道を鵜呑みにしてしまった。 あと、ぼくは爆弾が爆発するタイミングがほとんど予期せぬときだったので、映画館の席から飛び上がってしまった。あまりに驚いたので、そんな自分かおかしくて笑ってしまったほどだ。映画にこんなにビックリさせられるとは、久々の事。その意味でも、「リチャード・ジェル」は忘れられない映画の一つになった。参照:クリント・イーストウッド、冤罪描いた新作への思い語る「英雄の物語を伝えたい」PR:クリント・イーストウッド―ハリウッド最後の伝説 

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