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令和2年 新春国立名人会 4日目 

2020年01月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

2日目に続き、今年2回目の落語を楽しんだ。
この名人会は、1月2日から7日まで、初日は2公演だから、6日間で7回ある。
連日、「大入満員」(300席)の立て看板が出ている。
昨日の4日目は、遊雀、可楽、助六、夢太朗、笑遊、歌春と、何れも落語芸術協会の噺家が出演した。
トリを務めた、日本講談協会名誉会長の神田松鯉は、落語芸術協会にも所属している。

お目当ては、中入り前を務めた、三笑亭夢太朗である。
夢太朗師匠がトリを務めた、昨年末の上席9日目の『中村仲蔵』を見て、すっかり魅せられてしまった。
実はこの日、国立劇場で歌舞伎を見る予定だった。
そのチケットを、友人が引き取ってくれたので、落語を見ることが出来た。
歌舞伎は、千穐楽を確保してある。

夢太朗師匠が口演したのは、古典落語の『時そば』である。
前座や二ツ目が、よく高座にあげる、お馴染みの滑稽噺だ。
蕎麦を食べる所作は、流石にベテラン真打だけのことがあり、素晴らしいものだった。
客のどよめきや拍手にのせられ、師匠は気分よく口演していた。
好きな歌舞伎役者の尾上菊之助を振ってまでして、落語を選んだ甲斐があった。

*****

写真
2020年1月5日(日)撮影:国立演芸場の玄関・同 演題



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