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楽しい晩年

生命学者中村桂子と左腕ピアニスト館野泉対談より 

2019年12月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:生きる言葉

二人の対談をテレビで見る。教えられたことを記す。

館野が「人の一生は樹木の年輪に例えられる」というようなことをいっていた。
この例えはいい。過去の上に現在はあるが、例え忌まわしい過去であろうと、それが人の一生の確かな年輪になっていると考えると、過去のすべてを肯定できる気がする。

細胞が死ぬという話から館野が;「死ぬからいい」というとそれを受けて中村が「生が消えることが組み込まれているシステムは優れたシステムだと思う。最後は終わるように出来ていて、次の世代にいのちをつなぐ。これは美しいと思う」という。

自分の死という個体の死を離れれば、確かに死があるシステムは美しい。この死に終わる生は美しいという言葉に惹かれた。

自分の死に直面すれば、こんなことを言っていられないが、死を予感するまでは「死もまた美しいといっていようと思う。
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・歳末なのでのんびり過ごしている。今日は、密蔵寺、本蓮寺のお墓と石仏を見てから、海へ。
お墓も海も心が落ち着く。
あとは庭仕事と部屋の模様替え。



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