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吾喰楽家の食卓

寄席文字の色紙 

2019年12月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

今月の風流寄席の演題は、今の時期に相応しい、『文七元結』(ぶんしちもっとい)だった。
鳳楽師匠が得意な、泣く場面が多い人情噺である。
いつも、師匠は本当に涙を流す。

本当に泣くと、泣いてはいけない相方を演じ難くなるから、駄目だと言われている。
昨夜の鳳楽師匠は、その失敗をやった。
相方の台詞まで泣いてしまったところ、「お前が泣いてどうする」と、アドリブを入れて場を取り繕った。
流石、師匠だ。

今回は、第349回風流寄席だから、ちょうど30年目に入った。
私にとっては、銀座に通い始めて、5年目に入る月でもある。
毎回、宴席の終盤に、客の有志が持ち込んだ景品で、お楽しみ抽選会をやっている。

景品は、菓子や酒が多いのだが、半数以上の人に当たるので、私も、かなりの頻度で何か頂いている。
今月の目玉は、寄席文字の師匠である右女次(うめじ)さんの色紙だった。
私に、その色紙が当たった。
今年は、良い締め括りが出来そうだ。



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ぼてふりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

コメントを頂いたのと前後して、寝てしまいました。
そして、久しぶりの寝坊です。
ご返事が遅れましたが、悪しからず。

講談も好きです。
数年前、真打に昇進した神田蘭さんと、来年の二月に、六代目神田伯山を襲名して真打に昇進する予定の神田松之亟が好きです。

浪曲は、曲師(三味線)の沢村美舟(みふね)が好きです。

林家正蔵の三番弟子の林家はな平(二ツ目)は、福岡出身です。
毎年、故郷で落語会をやっていますので、機会があれば是非!

2019/12/23 08:12:59

こんばんは!

ぼてふりさん

私も吾喰楽さんと一緒で早朝目覚めた時は「日本の話芸」「演芸図鑑」を見ています。
悲しいかな「本物」を直に観る機会がありません。
講談や浪曲も好きです。
後世の創作話が多いとは言え、歴史も学べます。
江戸や上方の風俗・風習に関する生きた知識が芸の中に浮き彫りにされます。
古典は面白いと思います。

2019/12/22 22:09:00

ぼてふりさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

この噺は『芝浜』と共に、師走に相応しいですね。

私は、鳳楽師匠が泣くのは、誰にも真似が出来ない芸風だと思っています。
目を赤くして涙を落としますが、台詞はしっかりと言っています。

今日は、テレビ「日本の話芸」で、伯楽師匠の『芝浜』を見ました。
鰺の開きや、しめ鯖の下りは、聞いたことがありませんでした。
こういうことがあるから、落語は飽きません。

2019/12/22 17:37:26

文七元結

ぼてふりさん

この人情話に思い入れがあるから泣かれたんでしょうね〜プロ意識は別としてわかります。
このお話がお好きなんでしょう・・・
正直な奉公人、博打三昧の父を思う娘、命を救った阿呆な左官職人〜素っ裸にされた嫁さん・・
いい話ですよね!
思いやりあるいい話です。

2019/12/22 14:58:17

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