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吾喰楽家の食卓

スケトウダラ(介党鱈)尽くし 

2019年12月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

魚津に単身赴任していた頃は、魚ばかり食べていた。
10km足らずの海岸線に、漁港が三ヶ所もある。
他所から来た者には、一年中、魚は美味しいと思うが、地元の人は、「冬がいい」と言う。
冬と言えば、寒ブリだが、スケトウダラも、よく食べられている。
食べ方は、煮付、タラ汁、鍋が一般的だ。

傷みが早いため、地元は別だが、鮮魚での流通は少なく、蒲鉾などの練り物として多く食べられている。
スーパーに、鮮度が良さそうな、スケトウダラがあったので買ってきた。
ぶつ切りになっているので、生ごみが出ないのがいい。
残念ながら、頭は付いていなかった。
頭と内臓は、無い方が保存性は良いから、取り除いたのだろうか。

前夜、鶏ツミレ鍋を食べているので、鍋は止めることにした。
頭に近い方から三切れは煮付、尾に近い二切れはタラ汁にした。
煮付は、煮汁を煮立ててから、魚を入れて12分間中火で煮た。
煮汁のレシピは、水(200ml)、清酒(100ml)、味醂(50ml)、醤油(50ml)、砂糖(大匙2杯)。
タラ汁は、具の無い味噌汁を作り、そこへ魚を入れて10分間中火で煮て、青ネギを散らした

何れも、納得の味だったが、結局、スケトウダラの鮮度が良かったからに過ぎない。
現に、魚をいじった手が、全く臭くなっていなかった。
タラ汁は、鮮度が良いうちに火を通したかっただけで、食べるのは翌朝でも良いと思っていた。
味見をしたら、止まらなくなり、完食してしまった。
魚津での美味しい食生活を、思い出した夕餉になった。

   *****

写真
12月15日(日)の昼餉(三色丼/ほぐし鮭・炒り卵・高菜漬)と夕餉(スケトウダラ尽くし)



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ぼてふりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

数年前、義妹たちと鹿児島へ5日ほど旅行しました。
案内人は、鹿児島出身で、現在は横浜在住の友人です。
レンタカーの移動でしたが、開聞岳の近くで、手作りの薩摩揚を300枚も買いました。
旅行中の5日間に、6人で食べ切りました。
あの味は、忘れられません。

2019/12/16 08:31:31

タラ

ぼてふりさん

タラの煮付けは好物の一品です、淡白な身に味付けの妙が加わると絶品です。
タラといえばやはり練り物です。
こちらでは「てんぷら」と称して、薩摩揚げのようなものがソウルフードです。
いわゆる「天麩羅」とは違います。
厳密に言えば薩摩揚げとも異なります。
焼いても美味しいし、うどんに乗せて食べる機会が多いです。「丸天うどん」と称します。

2019/12/16 07:34:10

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