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日曜大工 

2019年11月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

11/24/2019/日

 シニア水彩画家でございます。小東京の朝食会へ行く前に
小説「The sea wolf 」を読破した。意外な結末にちょっと
悲しい傷跡を私の心に残し完結した。本を閉じ暫く感傷に浸
る。と書きたいところだが、そんな時間は無い。慌てて出掛
ける用意。

 J氏との朝食会は何時もの様に楽しいお喋りで時間があっ
という間に過ぎて行く。政治、経済、宗教、シニアライフ、
人生哲学と話題は尽きない。余り長居をしているとウエート
レスに睨まれるので、そろそろ引き時じゃと私が朝食会閉め
の合図をする。そうしなければ延々とお喋りをするシニアで
ある。なにしろ自由時間がどっさり有るシニアだから、ウエ
ートレスだけではなくカウンターの中のシェフも私達に眼を
飛ばす。2人はそそくさとレストランを出るのであった。

 N氏の家へ行くと相変わらずサンルームのカウチで居眠り
している彼。二匹の犬達だけが元気に私をお出迎え。お邪魔
しますと小さなチワワに挨拶。耳ふさふさのパピオンの方は
ちょっとすました態度で、それでも嬉しそう。

 彼とは小一時間近況を報告し合い私は家路についた。午後
は彼の娘と息子が来るそうだ。なので私はお邪魔虫に成らぬ
よう早めに引き上げた。

 家へ帰ると残りの大工仕事に取り掛かる。シニア水彩画家
は忙しい。2”x4”の木材から5寸釘を抜く作業はかなりの力
仕事。買ったばかりの釘抜きが大活躍、5寸釘がきゅうきゅ
うと悲鳴を上げながら引き抜かれる。シニア水彩画家もひい
ひいと激しい息づかい。

 これでイーゼル撤去最後の作業が終わった。イーゼルを作
ったときより撤去の方が数倍大変な気がする。最後の作業を
終わらせホット深い息を吐く老人が1人。

 久し振りの力仕事はなかなか良いもんだ。なんとなく負け
惜しみのようでもあるが、歳は取ってもこんな仕事がまだ出
来るんだとリフレッシュされた気分のシニア水彩画家であっ
た。

 明日また新しい1日が始まる。過去を振り返るのではなく
未来を見つめて前進あるのみ。

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