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ニャンコ座リポート

当たり前に目覚めたことに感謝 (9/6) 

2019年09月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 2018年9月6日(木)、私に当たり前の朝は来ませんでした。午前3時過ぎに、強い揺れで目が覚めて、その揺れはギアチェンジするように強くなり、真っ暗闇の中で、物が次々倒れたり落ちたり割れたりする音がして、私は生まれて初めて、恐怖映画みたいな悲鳴を上げ、きっと死ぬのだと思いました。揺れが収まって、照明は点かず(ブラックアウトの前に停電していた)、懐中電灯がある場所に手を伸ばしましたが、どこかに飛んでしまってありませんでした。震えながら、スマホの明かりだけを頼りに、厚めの靴下を履いて、上着を羽織って、物が散乱する階段を降り、目にしたリビングは、まさしく「惨状」でした。ダリを呼んでも、反応はありませんでした。300?のピアノ?と400?らしい温水タンクがずれました。
 倒れた靴箱と壁の間の三角の隙間から外に出て、お隣へ行きました。お隣では車のテレビで、震源地と大まかな震度、津波が来ないことがわかり、ほんの少しだけ安心して、明るくなるまで車の中で待たせてもらいました。ちょっとしてかかってきた知人からの電話に、私は正に半狂乱になって恐怖を訴えました。
 これがちょうど1年前の朝でした。そして今日は、相変わらずの不眠症で、予報に反して晴れ渡った?早朝からチョコチョコ目覚めてはいましたが、ベッドで粘って普通に起きました。
 あの日の夕刊が来たのには、とても驚きました。配達のおじさん(後で、販売店のオーナー本人だとわかった)は、腕にけがをしていました。「ひどいことになっちゃって」と嘆いたら、「みんなそうだよ」と励ましてくれました。
 停電も断水も長く続きました。余震が怖くて、なかなか片付けられませんでした。防災グッズが品薄で手に入らず、たくさんの人が助けてくれました。地震酔いで長いことフラフラしていました。今でも揺れると震えています。
 心ならずもたくさんの愛する物が壊れて処分せざるを得なくなり、物に対する価値観が変わりました。はなはだ不本意です。
 防災のための物を、真剣に揃えました。ほとんどの物は玄関横の納戸にあります。飲み水と食料の消費期限を確認しました。避難所が開設されればそこへ行けば良いのです。お風呂?の水は、いつもはってあります。トイレに使います。手洗い歯磨き用の水は、10?タンクに用意して、1週間ごとに洗濯に使って替えています。
 起きてご飯食べて、朝ドラを見て、こうしてブログを書けていることに感謝します。そううつだか何だか知らないけど、息子もこうして当たり前の朝が来たことを、有り難いのだと気づき、いい加減元気になってほしいものです。

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