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ニャンコ座リポート

使っちゃいけない言葉かもしれないけど (7/12) 

2019年07月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 いつもの年ならこの季節、ラベンダースティックを作りながら、暑中見舞いの構想を練っているでしょうか。でも今年は(いや、毎年かもしれないけど)寒くて、半袖など着られないし、マーラーと息子のせいで、その余裕がありません。
 息子の様子は、ばらつきが激しくて、せっかくカウンセリングで、とにかく聴いてやってくださいと言ってもらったのに、そんなできた人間ではないので、きつい態度を返してしまうこともあります。昨夜は幾度もうなされていて、今朝は疲労困憊でかわいそうです。今は使ってはいけない言葉かもしれませんが、うつと言うより、あまりに辛そうで、気が狂っている、気がふれていると感じる時があります。本人も、その方が腑に落ちると言います。
 若い頃、「ひたすらな道」という混声合唱組曲を歌いました。詩は高野喜久雄で、1曲目が「姫」です。むかし そむかれて 狂った姫はとり乱し 叫びつづけて その坂道をのぼりつめ・・・一夜のうちに池になった 一生懸命に歌いましたが、今思えば何も共感できることも無いままに、歌っていたことでしょう。息子は黒い池の永に沈んでいる感じがしていると言いますが、もしかすると息子自身が池になってしまっているのかもしれない。
 ピンクフロイドの最高傑作(と私は思うのですが)、「狂気」(The Dark Side of the Moon)の狂気って何だろう。「狂気」を意味する言葉には、”lunacy”があるそうで、月と関連があるみたいです。初めて聞いて、何てかっこいいんだと思ったのは、「虚空のスキャット」です。もう1枚、ピンク・フロイドで好きなのは、「原子心母」のA面です。
 「21世紀の精神異常者」という、キング・クリムゾンもはずせません。何というタイトル。これも使っちゃいけないのか、モンゴーア・クァルテッドは「21世紀のスキッツォイド・マン」になっています。グレッグの激しい歌に、完全にやられましたが「スキッツォイド」は、聞き取れませんでした。それ以上に「エピタフ」を聴いて、この世にこんな音楽があるのかいともだえました。だって「Confusion will be my epitaph」だよ。
 息子の事を書くつもりだったのに、結局好きな曲の事を書いている私。息子よ、今は苦しくても、こんな風に創作へと昇華させていけると信じています。
 さて、限りなく暗譜を目指せ「ベニベニ」(できるわけはないのはわかっています)のせいで、どうやらすっかりこの曲が好きになってしまっています。特に「comm!」から後ろは、2回目公演では、心で泣きながら歌っていると思います。だと良いな。
 ラベンダーは、やり始めます。一緒にやりたい方、遊びに来てね。

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