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のんびり。
「家庭日記」
2019年05月04日
テーマ:テーマ無し
〔1938年/日本〕大学生の佐分利信は、金と将来のために、付き合っていた恋人・三宅邦子と別れ、家柄のいい高杉早苗と結婚する。一方、佐分利の親友・上原謙は、周囲の反対を押し切り、バーの女給・桑野通子と結婚し、駆け落ち同然で大連に行く。数年後。大連から上原夫妻が戻ってきて、佐分利の家の近くに住むことになった。上原は、派手で、主婦らしい事ができない桑野との結婚を後悔しており、佐分利の結婚生活を羨ましく思っている。ある日、高杉と桑野が一緒に出掛けた先で、桑野の大連時代の友達とバッタリ再会する。その友人は東京で美容院を開いたと言い、高杉は、名刺をもらって帰ってくる。高杉の持ち帰った名刺を見て、佐分利は驚く。そこには、自分がかつて捨てた三宅邦子の名前が書いてあったからだ・・・。二組の、対照的な夫婦を描いただけだというのに、これが大変に面白い。片方は、理詰めで物を考え、自分の不利になるような方向には絶対に行かない佐分利信。もう片方は、ロマンティストで、その時の熱情で動いてしまい、あとで後悔する上原謙。どちらが幸せか、なんて比べる事はできないけれども、少なくとも、佐分利信は、自分を不幸だとは思っていない、というか、自分の進む道に間違いはないと、確信している。妻は貞淑で、大きな間違いをおかすことはないし、妻の実家からは、金銭の援助もある。不満を持つ要素は全くない。その点、上原謙は、優柔不断だ。あれほど恋した女も、冷めてみれば、それほどでもなく、経済的にも、佐分利のようなわけにはいかない。世の中には、「もしも、あの時・・・」と考えるのは嫌いだという人がいる。過去は変えられないのだから、考えても仕方がないと。でも、この映画は、人の「もしも」の心をものすごく刺激するから、面白く、評価も高いのではないかと思う。桑野は蓮っ葉な女だけれど、やはり母親。子供への愛情だけは深い。それが、途中、上原の父に、息子を取られそうになってしまう。そこで悔し紛れに放った彼女の言葉が凄い(笑)。今なら十分あり得る言葉だけど、おそらく当時は、ビックリだったんじゃないのかなぁ。何を言ったかは、ここには書かないけれども。評価 ★★★★☆
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