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カルビーの話 

2019年04月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


カルビーの話  焼肉屋さんで「カルビ」と言えば、牛肉のアバラ 周辺のお肉(=バラ肉)のことを言います。 スナック菓子で「カルビー」と言えば、1949年 4月30日に誕生した菓子メーカーのことを 言います。  両者の言葉は非常に似ていますが、 まったく関係はありません。  カルビ → 韓国語で言うバラ肉の意味  カルビー → カルシウムの「カル」とビタミン B1の「ビー」を組み合わせた造語  ・・・・・・・・・・・・・ ジョンソン・エンド・ジョンソンで代表取締役 社長、最高顧問を歴任した松本晃氏が 2009年6月にカルビーに招聘され、 代表取締役会長CEOとなりました。  当時のカルビーは非常にコストの高い会社 だったそうですが、社内では「コストが高い =利益率が低い」ということに無頓着だった そうです。  そして、コストが高くなっている主な原因は、 工場を造りすぎていたから・・・だったとか。 国内に工場は17ヶ所もあり、工場が多すぎ ると言わざるを得ないのは、当時の稼働率が 60%程度という低さだったからです。  60%の稼働率というのは、一週間の稼働日 である5日のうち3日しか稼働していないのと 同じ意味です。  週休2日制のサラリーマンが、なおかつ週に 2日欠勤しているようなものです。  会社側にとっては喜ばしい状態でないこと は確かですが、データでそれを見抜く人が 当時はいなかったのだと思います。  そうやって原価コストが高くなると、それだけ 末端の商品価格も高くなります。  当時、松本会長はまずは変動費に手を目を 付けたそうです。  それまでは余計なものをいっぱい買って、 結局は使わずに廃棄していたものも多く、 その無駄なコストを削るために、極力余計な ものは買わないようにし、また設備投資も 抑えたそうです。  やがて変動費は下がっていき、この下がった 分の変動費をお客さまに全部還元する・・・と いう発想で、つまりは商品価格を下げたそう です。  その効果はてき面だったようで、ポテトチップス のシェアで見ると、57%だったのが75%くらい までに上がったそうです。  シェアが上がれば自然と工場の稼働率も上が り、60%だった稼働率は今では90%を超える にまで至ったそうです。  また、工場の稼働率が上がるということは、 全体では固定費が下がることにつながり、 固定費が下がればその分だけ利益率が 上がります。  実際、固定費は10%下がり、わずか1.5% しかなかった営業利益率は、今では11.4% ににアップしたそうです。  ・・・・・・・・・・・・・・・・ かつてのカルビーは「甘い」会社でしたが、 松本会長はカルビーを「厳しいけれども、 あたたかい会社」に変えたわけです。  ここで言う「厳しい」とは、プロスポーツ選手 のようにキチンと「成果・結果を出す」という ことです。  「あたたかい」と言うは、「社員一人ひとりが 成果を出せるように、会社が環境と制度を 整えて仕組みや文化を変えてあげること」 です。  野球で3割打っても・・・ゴルフで優勝しても、 まったく報酬・賞金が上がらない(もらえない) ようだと誰も一生懸命にプレーしようという 気にはなりません。  同じように、会社でどんなに売上や利益に 貢献しても、他の社員と均等割された給料・ 賞与だと誰も一生懸命働こうとしなくなります。  環境と制度を整えて、仕組みと文化を変えれ ば、社員は成果を出せる!・・・と言えます。  アメとムチ・・・ではありませんが、厳しさの 裏では優しさ・温かみが大切です。  昔、仮面ライダースナックのお菓子をよく 食べものですが、最近はすっかりスナック 菓子自体を食べなくなっていました。  でも、こうしたストーリーを知ると、不思議と また食べたくなるものですね。   私の著書 全13冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC一般書籍『サラリーマンが経済的自由を得る「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円『目からウロコが落ちる!サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』文芸社/1404円電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)・お金の教養シリーズ 第1弾〜第5弾・組織・マネジメントシリーズ第1弾〜第4弾・ビジネス人生論シリーズ 第1弾〜第2弾   私の著書 全13冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC    

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