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吾喰楽家の食卓

整備が進む雀宮公園 

2019年04月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

旧国道を寄居へ向かい、荒川に架かる正喜橋を渡ると中心街に入る。
鉢形城の本曲輪に近い橋である。
正喜橋袂の下流側左岸に、雀宮公園(すずめのみやこうえん)があり、近年、町が整備を進めている。
歌舞伎の名優である、七代目松本幸四郎の別邸「雀亭」の跡地だ。
七代目は、当代の曾祖父になる。

雀宮公園は、複数の立入禁止箇所はあるが、開放されている。
園内に入ると、山茶花の花びらが絨毯になっていた。
石段を下りた、正面の奥は立入禁止だ。
今回の工事で、橋の下まで遊歩道が出来たが、未だ入れない。
大正初期に別邸が新築された際、祝賀会の招待客は、長瀞から船下りを楽しんで此処まで来たが、その辺りで下船したのかもしれない。

最近、園内の中央に小さな橋が架けられた。
工事は短期間で済んだのは、元々、此処には橋があり、その基礎を再利用したからなのだろうか。
以前の橋は木造で、邸宅の火事の際に、焼失したのかもしれない。
橋の奥に階段、左側には東屋が新設されている。
何年か前、山歩きの気分で、今は階段がある斜面を、昇り降りしたことを思い出した。

重機を使った工事は、概ね終わったようだ。
以前は、足元に色々な草花が生え、里山の風情を残していた。
重機の影響が少なからずあり、足元が荒れている。
次は、造園作業を遣るのだろう。
自然の趣がある、公園になって欲しい。

   *****

写真
4月9日(火)撮影:雀宮公園



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