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雲っち

その18: 3/11によせて 

2019年03月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:カリフォルニア生活事情

東北大震災は岩手県出身の自分だけでなく、太平洋の反対側にあるここクレセントシティの人達にとっても身近な出来事でした。

前のブログでも書きましたが、その時の津波でこの町の漁港が壊滅しました。今は最新の技術を使った立派な漁港になっていますが。津波から一年半後、岩手県陸前高田市の高校の小舟がここの浜に流れ着き、それがキッカケで両市は姉妹都市になりました。毎年高校の生徒さん達が訪問し合っています。

それより津波が身近なのは、クレセントシティは地理的に津波の被害が出やすい上、今いつ津波があってもおかしくない状況にあるからです。地質調査から1700年にすごい大津波があって、1964年のアラスカ地震の時も津波にあってます。

日本の地震は太平洋プレートが日本列島の下に潜り込んでいることによるプレッシャーから起こるそうですが、カリフォルニアも同じように太平洋プレートがアメリカンプレートの下に滑り込んでいるため、断層や亀裂があちこちに出ているそうです。

地震/津波の可能性があるのではなくて、「いつ起こるか」にまで迫っています。とはいえ地球の時間なので今から何年後でも何百年後でも同じで、予想のつかないことです。

日本のように徹底してはいませんが、町では毎年津波の避難訓練とか行われています。毎月第2火曜日の10時、津波警報のテストでサイレンが響きます。町のあちこちに津波ゾーン内という標識があり、避難ルートが示されています。

でも、、3/11のような津波が来たら一貫の終わりかと、覚悟はしています。



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