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吾喰楽家の食卓

年末の冷蔵庫整理 

2018年12月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

妻の存命中から、今の地で新春を祝ったことがない。
毎年、年末の数日前から、妻は実家へ帰っていた。
大概は一緒に行ったが、仕事の都合で、私だけ遅れることもあった。
妻が他界してからも、自宅で新春を迎えたことはない。
昨年、初めての経験だが、大晦日を自宅で過ごし、年が明けてから生家へ行った。
妻の実家へ行っていた頃から恒例だった、生家の新年会に参加する為だ。

大晦日を一人で過ごし、のんびりと一年を振り返るのは悪くなかった。
今回も、同じようにすることにした。
正月の冷蔵庫は、ご馳走が一杯の家庭は多いと思うが、わが家は逆である。
今週から年末かけ、極力、冷蔵庫を空にして新春を迎える。
昨日の食卓は、全て有り合わせの食材を使って用意した。
ご馳走はないが、どれも手間を掛けた物ばかりだ。

■浅蜊の炊き込みご飯
一食分ずつ専用の容器で冷凍保存した、炊き込みご飯を解凍した。
今年ほど、炊き込みご飯を作ったことはない。
栗ご飯と並んで、気に入った一品である。

■イカと里芋の煮物
里芋は、イカと煮ると美味しい。
前夜、イカの刺身で残った足を、冷凍しておいたのを使った。
里芋を下茹でしたり、イカを、一旦、出したりするレシピもある。
今回は、醤油、味醂、清酒、砂糖を混ぜた、煮汁が冷たい内に里芋とイカを入れ、二十分ほど煮込んだだけだ。
前夜の残り物を、温め直した。
濃い目の味付けだが、決して辛くはなく、イカの旨味が里芋に染み込み、美味しかった。

■ほうれん草の胡麻和え
葉物野菜が安いので、大いに食べたい。
ほうれん草は、出来が良いようだ。
買うときは、丈が低いのを選んでいる。
品種や時期による差もあるが、同条件なら丈が低い方が、灰汁が少なく、甘みも強いように思う。

■牛肉とレンコンの甘辛炒め煮
前夜、国産和牛の切り落としで、すき焼を食べた。
使い残した肉で、レンコンと一緒に甘辛炒め煮を作った。
作り方の詳細は省くが、金平牛蒡のイメージである。
切り落としとはいえ、霜降り肉だから軟らかく仕上がり、牛肉特有の香とレンコンの歯応えは絶妙だった。

   *****

写真
12月18日(火)の昼餉と夕餉



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