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吾喰楽家の食卓

食欲の秋 

2018年10月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

昼餉は蕎麦を食べようと、天ぷらを買うつもりでいた。
何の天ぷらにするか考えていたら、隣で店員が揚げたての豚カツを並べていた。
少し迷ったが、豚カツを買うことにした。
この日は、豚カツの特売日で、値段に釣られてしまったのだ。
しかし、如何考えても、もり蕎麦と豚カツは合わない。
帰宅してからご飯を炊いても、何とか正午に間に合う。

前日、阿佐ヶ谷へ行ったら、秋田にある義姉の実家から、新米が届いていた。
兄は、「届いたばかりなので、味見はしてない」と云っていたが、新米が不味いはずはない。
「少し持って行かないか」と云うので、数キロの新米をリュックで背負ってきた。
早速、炊くことにした。
雑味の無い香と、白さが際立っていた。
揚げたての豚カツで食べる、新米の味は云うまでもない。

夕餉は、真鯛のアクアパッツアを作る予定だったが、一切れも売っていなかった。
魚市場が、築地から豊洲へ移った影響なのだろうか。
鮮度が良さそうな北海道産の秋鮭があったから、前回のアクアパッツアと同じだが、買うことにした。
晩酌は清酒を飲みたかったので、秋鮭を和皿に盛った。
スティック野菜には、手作りした味噌味のディップソースを添えた。
何れも美味しく食べたが、アクアパッツアには白ワインが合うようだ。

昼餉も、夕餉も、事情は異なるが、当初の献立と異なった。
良く云えば、臨機応変ということだろう。
自分で作って、自分で食べるだから、問題はない。
昼餉は新米、夕餉は秋鮭、何れも今が旬だから美味しい。
私の食欲は一年を通じてあるが、今は食欲の秋だから、尚更である。
最近、少し太り気味なので、気を付けないといけない。

   *****

写真
10月14日(日)の昼餉と夕餉



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