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お茶漬の味 

2018年10月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

北の湖と共に輪湖時代を築いた大相撲の
元横綱輪島死去(享年70歳)、合掌!

今日の映画紹介は『お茶漬の味』。
BSプレミアムで2018年10月10日(水)13:00〜放送。
『麦秋』に続いて小津安二郎と野田高梧が
共同で脚本を執筆し映画化した作品。

戦時中に執筆し、検閲で却下された脚本を、
高度経済成長を迎えつつある当時の状況を踏まえ、
設定を変更して映画化。

夫婦の心模様を味わい深いユーモアで描く傑作。
デジタル修復版での放送。

会社勤務の佐竹茂吉(佐分利信)は
長野出身で質素な生活を好む。
妻の妙子(木暮実千代)とは
お見合い結婚で、もう8年になる。

しかし、上流階級出身の妙子にとって夫の質素さが
野暮にしか見えず、その夫を“鈍感さん”と呼んで
勝手気ままに暮らし、学生時代の友人たちである
雨宮アヤ(淡島千景)、黒田高子(上原葉子)、姪っ子の
山内節子(津島恵子)らと遊び歩いて憂さをはらしていた。

そんな中節子が見合いの席から逃げ出したことを
妙子が叱った時、無理に結婚させても
”自分たちのような夫婦がもう一組できるだけだ”と、
言った茂吉の言葉が、大いに妙子の心を傷つけた。

それ以来二人は口も利かなくなった。

さて、二人は倦怠期を解決出来るのか?

そう言えば最近、「お茶漬け」を食べていないですね。
昔は本当に、ご飯にお茶だけをかけて、
漬物を食べて満足でした。時々の卵ご飯はご馳走でした。

本作には鶴田浩二も、節子がお見合いを断った
岡田登役で出演しています。
又、北原三枝や上原葉子(加山雄三の母)もチラッと
出演しています。

本作で、昭和20年代の庶民の娯楽のパチンコ、競輪や、
ラーメンやトンカツといった当時の人々の食生活を
見ることが出来るのも楽しみです。

冒頭のシーンで、銀座に路面電車が走っているのを見ると、
新鮮な驚きを感じます。
だから、ストーリーの展開よりも、
背景を一生懸命に見ている自分がいます。

1952年(昭和27年)製作。



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夫婦とは

yinanさん

qqqqqqさん、おはようございます!

夜も更けた台所で、二人はお茶漬を食べますね。

飛行機の故障で、出発が延期になり、
茂吉が戻って来たことで、二人でお茶漬けを食べます。

妙子は、今までにない、心の安らぎを感じます。
何は無くとも、幸せとはこんなものでしょう。

夫婦とは、お茶とご飯のようなもの、
二つ合わせて、夫婦の味がでるのでしょう。

2018/10/13 08:13:19

お茶漬けの味も

qqqqqqさん

この映画の最後に近いシーン。
二人仲良くお茶漬けを食べるシーンが心を打たれます。木暮実千代がご主人の心がわかり、夫婦とは何かがわかるシーンです。

2018/10/12 21:01:39

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