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無声映画のごとく静かな「クワイエット・プレイス」 

2018年10月06日 外部ブログ記事
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 「クワイエット・プレイス」 2018年 アメリカ ジョン・クラシンスキー監督の「クワイエット・プレイス」は、音をたてたら、即死んでしまうというシンプルな恐怖を描いている。音に反応して襲ってくるのは、カマキリのような人間より大きく細い異生物。そんな世界の中で、生活していくのだが、どうしても大きな大きな音をださずにはいられない状況に登場人物が置かれたときの切り抜け方がハラハラさせた。突然の怪我を負ったとき、出産時、赤ちゃんの泣き声などの日常で発せられる音が恐怖につながっていく。音を出してはいけないのだから映画自体も、静かな場面が続く。映画館の観客も音に敏感になったかのように静かだった。だから、夫婦が途中でイヤホンで聞く場面で音楽が劇場に流れたときの閉鎖感や不安感からの開放感が実に効果的だった。入口には、この映画の内容にかぶせて「劇場はお静かに 音を出したら即、死」という映画の内容にかぶせたユーモラスなスローガンを掲げていた。いつもの、映画が始まっても永遠に食べ続けていらつかせる、ポップコーン愛好者の人もいなく、理想的な環境で見ることができた。それくらい音を出すのがはばかれるくらいの静けさを共有してしまう映画。それとも、この映画は自分も含め、本質的に静けさが好きなひとが観に来ているのだったら面白い。また、この映画はホラーでありながらその沈黙を強いる生活の中で結束せざるえない家族の愛も感動的に描いている。監督のジョン・クラシンスキーは、劇中で夫婦の夫役を演じており、監督・脚本・製作総指揮・出演の4役を務めている。また、驚いたことに、劇中での妻と夫は本当の夫婦という。当映画は、1700万ドルの低予算で作成され、オープニング週末に5000万ドルを超える興行収入を得て初登場1位を獲得している。またホラー小説界の大家スティーヴン・キングから大絶賛を獲得。監督は、この斬新なアイデアを実現するまでの過程を「綱渡りのようでした」と形容し「うまくいけばすごいものになる。そう確信していたけれど、うまくいかなければ、大失敗だとも思っていた」と語っている。 参照:『クワイエット・プレイス』監督が語る、“音が無い”ことへのこだわりとは?PR:死の舞踏: 恐怖についての10章 (ちくま文庫)      

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