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今年の彼岸 

2018年09月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

秋の彼岸は、明日で終わる。
昨日、堀ノ内の寺で行われた、従姉の四十九日(七七日)へ行った。
葬儀の方法は、宗教、宗派、地域により、色々なやり方がある。
仏教の場合、東京では、亡くなって四十九日目(頃)に行われる法要で、納骨することが多い。
それまで、遺骨は自宅に用意した、中陰壇に安置され供養する。
四十九日で本位牌に魂を入れ、この日以降は仏壇に安置することになる。

堀ノ内(堀之内)という地名は日本各地にあり、東京だけでも知り得るだけで五ヶ所ある。
元々は、中世における領主の館のことで、堀や盛り土に囲まれていたから、その名が付いたそうだ。
古典落語の『堀の内』は、杉並の堀ノ内にある妙法寺を扱った。
あわて者が、そそっかしさを信心で治そうと、妙法寺にすがる際のドタバタが、何とも面白い。
法要が行われた寺は、この妙法寺の近くにある。
私は、妙法寺ではなく、御祖師様(おそっさま)の方がピンとくる。

妙法寺の近くには、多くの寺がある。
寺だけでなく、堀ノ内斎場という、民営の総合斎場まで隣接している。
ここの火葬場には、私の両親も世話になった。
従姉の四十九日で、久しぶりに堀の内へ来て、両親を偲んだ。
そして、妻が他界し、納骨までの慌ただしかった日々を思い出した。
今年の秋の彼岸は、彼岸らしい彼岸になった。

   *****

写真
9月24日(月)の昼餉と夕餉



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