気まぐれりんちゃん

秋雨日和に涙のワケを考える 

2018年09月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は朝から雨。シトシト秋の雨。

心に降る雨は涙?

涙が出るのは 悲しい時、嬉しい時、痛い時、、、
(眼病や眠気は別)
胸にグッと何かが込み上げてきたとき・・・。

最近 不意に胸がグッとくることがありました。
内臓が喉元まで押し上げられるような あの感じが
ホント、突然です。
特別嬉しいことがあったわけではなく
悲しいことを思い出したわけでもなく・・・


それは
お買い物帰りの車の中で突然やってきました。

あ〜・・・年だし?不整脈とか?動悸とか?
イエイエ違います^^;

やだなぁ どうしたんだろう私????
そう思いながら 外の景色を見ていると

ぁ? コレ・・・か?

以前、【あの日の風のニオイ】という
ブログを書いたときの感覚なのです。

今回は車の中なのでニオイはしなかったんだけど
“あの日の景色”なのです。

季節変わりの微妙な空気感だったのかな?

もしあの頃の空気感に色があるとしたら
(景色というくらいだから 色はあると思いませんか?)
その時の空気感は当時と同じ色だったんだと思います。

この夕焼けの色は
小学校にまだ上がる前 お腹ペコペコになるまで
走り回って遊んでいた あの頃と同じ色だ
と 思うと買い物帰りということをすっかり忘れて私は
タイムマシンに乗ってその頃に帰っていきました。

家並みやまだ舗装していない砂利道
道端の草まで、すべてが一瞬にして
当時のままに見えたんです。

リアルに蘇る・・・あの頃の暮らし・・・
仕事ばかりしていた母だけど 母がたまにお土産で
持って帰ってくるチーズケーキやグラタン。
美味しかったなぁ・・・・
体いっぱい使って遊んでくれた大きな父。
父と一緒にお昼寝したときの 何とも言えない
安心感と気持ち良さ・・・・
呼吸に合わせてポンポンと私を軽く叩く大きな手
母が仕事なので 家のことは
一緒に住んでた ばあちゃんが やってたよな・・・
妹はまだ 赤ちゃんだったっけ
あ、猫のミーコも いたっけ。

それらすべてが瞬時に浮かんできて
今見えている景色があの頃にタイムスリップ?

そう 一瞬ですが幻を見てしまいました^^;

そして 幻が消えて ふと我に返ったとき 
現実に帰ってきたとき 口元は一人笑いの
へんなニヤケ顔。
なのに ツーーーーッ と涙が・・・
胸もなんだか 締め付けられている?
グッと何かが込み上げてきている。

今は父も母も もちろん ばあちゃんも
亡くなって いません。
妹は遠くに嫁いでめったに会うことはありません。 

それが今さら悲しいわけでも ツラいわけでも
特別な思いがあるわけでもないのに
涙が   ツーーーーーッ  。


家に帰って 買い物してきたものを
冷蔵庫やパントリーに片づけながら

あ〜、過ぎてしまったことを思い出すときも
涙がでるんだな・・・
そっか、そっか、だから卒業式は泣くのか。
結婚式もそうだな。
失恋なんて まさに そういうことでもあるな。

と、一人で納得。ニヤニヤ泣き笑いしつつ
いつもの買い物
いつもの帰り道なのに
その時は小旅行をした気分になってしまいました^^;


雨が降るとあまり体調がよくないけど
本を読んだり
こうやって 日々の出来事を
思い返して分析?するのも
悪くない・・・・かな?

なんて思いながら
久し振りにポチポチと
パソコンのキーボードを叩いている
秋雨日和 でした^^;



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