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9年前の愛知県蟹江町母子3人殺傷事件 

2018年09月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


アメーバブログとは別のブログに書いた、ニュースコラムを過去にさかのぼり、読み直している。不要でくどい言い回しなどが気になって、間違った表現を修正している。 2009年というから、もう9年前に書いた愛知県の殺人事件のニュースコラム。5月1日に、愛知県で親子3人が殺傷され、現金などが奪われた。その内容を読んでいたら、改めてこの事件の結末が気になった。愛知県蟹江町の山田喜保子さん(57)方で喜保子さんと次男、雅樹さん(26)が殺害され、三男、勲さん(25)がけがをした。捜査関係者によると、勲さんは5月1日午前2時半頃に帰宅。玄関で靴ひもをほどこうとしていたところ、いきなり背後から、刃物で首や背中 を刺された。勲さんは刺した男と格闘になったが、意識を失い、再び意識を取り戻した時には両手首を電気コードで縛られていた。勲さんは、男に「もう帰ってくれ」と話しかけたが、男は「まだやることがある」などと答えたという。● 犯人は10時間以上とどまっていた5月8日の記事では、『3つの財布すべてに紙幣が入っていなかったことも判明。特捜本部は、男が犯人である可能性が高く、現金を奪って逃げたとみている。玄関内などで見つかった3つの財布はいずれも小銭しか入っていなかったことを、捜査幹部が明らかにした。うち2つは雅樹さん、勲さん所有と確認され、もう1つは喜保子さん所有とみられる。室内には1万円札を含む紙幣数枚が落ちていた。1万円札を含む紙幣が落ちていたところをみると、喜保子さんと雅樹さんを殺害した後に、よっぽど慌てて逃走したのか?と、思われるのだが、現場に犯人は10時間以上とどまっていたことがわかっている。この10時間に何をする必要があったのか?金銭目的にしては、ずいぶん家の中でねばって居座っており、図々しさも感じる印象だ。人を殺害し金品(被害総額は現金約20万円)を物色した後に何をする必要があったのであろうか?隠ぺい工作に時間を費やしていたのか?その後の捜査から、犯人が家人が用意していた食事を食べた形跡や血のついた自分の衣類を洗濯機で洗った形跡があること、飼い猫まで惨殺する手口など不可解な行動が明らかになっている。● 初動捜査にミスはなかった特捜本部によると、5月2日。同署員と雅樹さんの上司ら3人が山田さん方を訪問。署員は、けがをした三男の会社員勲さん(25)を保護すると、1階南側の玄関ドアのすきまから、上がりかまちでうずくまる若い男を目撃。2分間ほど無線で事件連絡するうちに、男は室内からいなくなっていたという。特捜本部によると、署員は保護した勲さんに「強盗です、助けてください。家の中にまだ2人います。死んでいます。犯人は逃げました」と言われた。目撃した男を被害者と思い、玄関先から「出てきてください」と声を掛けたという。勲さんは喜保子さん、雅樹さんの死亡を男から聞いたという。署員の対応について、特捜本部の立岩智博捜査1課長は「結果的に犯人かもしれない不審者に逃走されたが、当初は治療や現場保存などを行う必要があり、初動捜査にミスはなかった。事件の重要な目撃情報であるため(男の情報を)公表しなかった」としている。しかし、目撃した男が被害者である可能性があったにせよ、事件の重要な関係者であることには間違いはなく、その人物の逃走を許してしまったのは、「捜査にミスはなかった」と、言い切れることではないだろう。と、ぼくは思った。● 「生活に困っていた」と供述その事件の事を検索していたら、何と最近、犯人の判決が今年の9月4日に言い渡されることがわかった。最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は、愛知県蟹江町で平成21年に親子3人を殺傷したとして強盗殺人などの罪に問われ、一、二審で死刑判決を受けた中国籍の元留学生林振華(りん・しんか)被告(34)の判決を9月6日に言い渡すと決めた。 名古屋地裁、高裁判決によると、林振華(りん・しんか)被告は21年5月、会社員山田喜保子さん=当時(57)の住宅に侵入して金品を物色中、山田さんに見つかったため頭をモンキーレンチで殴り、次男雅樹さん=当時(26)を包丁で刺してそれぞれ殺害。三男にもけがをさせ、現金約20万円を奪った。林振華(りん・しんか)被告は2012年12月7日、別の自動車窃盗事件で逮捕されていた中国国籍の男(29歳)のDNAが本件の遺留品と一致したため、強盗殺人および強盗殺人未遂の疑いで逮捕された。動機については「生活に困っていた」と供述し、ひったくり等で金を得るため当時住んでいた三重県から名古屋市へ向かったが、都会の雑踏で犯行を断念し、戻りの急行電車が最初に停まった近鉄蟹江駅で降りたという。空き巣狙いに切り換えて周辺を物色していたところ、被害者宅に飼い猫が入っていく様子を目撃し、玄関が施錠されていないことに気付いて侵入先に選んだ。● 日本で先進技術を学んではどうか」凶器のスパナや小刀は事前に準備していたとみられ、「侵入し、見つかったら殺すつもりだった」と述べているという。三男のみ生存させたまま長時間滞在した理由は「命乞いされたため」と話しており、金のありかを尋ねたり血のついた衣服の洗濯など証拠隠滅を図る間に言葉を交わしたりするうち、殺害をためらうようになったと見られる。林振華(りん・しんか)被告は経済的に不自由なく暮らし、読書好きな少年だった。地元では成績優秀で地元の大学にも合格していたが、父親から「日本で先進技術を学んではどうか」と留学を勧められたことから、2003年(平成15年)10月、郷里の中国・山東省から留学目的で来日した。来日後、四年制大学への進学をめざし、京都府京都市内の語学学校(日本語学校)の1年6カ月コースに入学し、寮生活を送っていたが、その間の2004年(平成16年)4月・8月には京都府京都市内で2度にわたって万引きをしたとして、窃盗容疑で摘発され、起訴猶予処分を受けた。語学学校関係者は『中日新聞』の取材に対し「授業料の約100万円は滞納せずに納めており、成績は優秀だった。三重大よりもさらに上の大学に届くぐらいの学力だったが、受験で手続き上のミスをしたため、上の大学には進学できなかった」と語った。● 廃棄弁当を漁って食べるような生活被告は2006年(平成18年)4月、三重大学(三重県津市)に留学生として入学し、それ以降同大学に在学していた。当時、国の支援を受けない私費留学生として年間約34万円の授業料を払っており、津市内の大学キャンパス付近の木造平屋アパート(家賃1万数千円)で一人暮らししつつ、地域文化論を学んでいた。三重大入学後、被告はコンピューター専門学校在学当時の担当教師に対し、「なぜ自分は奨学金を受けられないのか。そのせいで金に困り、コンビニエンスストアの廃棄弁当を漁って食べるような生活を送っている」という内容の手紙を送っていた。そのため、母国の両親から仕送りを受けつつ、大学付近の飲食店などでアルバイトをして生活していたが、事件前には体調を崩して働けなくなった。無理をして日本で学生生活をつづけようとして、お金に不足し犯罪に走ったということが想定される。留学生というと、まじめな印象があるのに、意外に犯罪に走る人が多いのも、このような事情があるせいなのか?但し、当被告の場合は来日直後から万引きなどの窃盗事件を繰り返していて、津市内でも食料品・衣類などの万引きを繰り返したというから、同情できる状況ではない。 参照:愛知の3人殺傷、9月判決 一、二審死刑の中国人    愛知県蟹江町母子3人殺傷事件 

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