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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

緑の苔に顔を出したキノコ 

2018年08月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し







朝日に緑色の苔が輝いていた。ぽつんと顔を出した小さなキノコがやけに可愛い。
ここで生活を始めたのは梅雨前で、一月も経たないうちに雨が降り始め梅雨になった。
その頃は自然の中に暮らすなんて感覚はなくて、することがないのでそこいら中を歩き回っていただけだった。あちこちに様々なキノコが出始めていた。たくさんあったシダがどんどん大きくなっていく。その緑をいつも追っている目があった。しばらくすると赤い実が目に付くようになり、後に五味子という名を知った。
人は環境によってどんどん作り変えられていく。もしも、ここではなく海のそばに生活していたらまた違った自分がいたかもしれない。
 
「科学者が解く老人のウソ」という本を読んだ、65歳以上の人を、「高齢者」と決め、さらに75歳以上の人を「後期高齢者」と決めつけるのはけしからん。今のいわゆる高齢者は栄養状態がよく、その上医療環境もよくなり、彼らは十分に活力があって楽しい生活が出来ていると言い、周囲の価値観に迎合せず、あるがままの自分を認識して今を生きよ、と忠告している。
 
しかし、私は「後期高齢者」になったと喜び自慢している。楽しく毎日を過ごしている後期高齢者の見本になれればそれに越したことはない。
スウィートグラスには今日も、これ以上は入れないという人たちで溢れている。
私は、孫と同い年の大学生アルバイトを3人連れて歩いた。どんどん進む私に後れを取らないように必死についてくる彼らを見ながら思わずニタニタしている自分がいる。
後期高齢者も、まんざら捨てたものではない。
あれから10年が経ち、浅間高原の大自然に抱かれて私も随分と成長したものだ。
美しい緑の上に顔を出したキノコは10年前と変わらないのに・・・・





 

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