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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

思わずポンっと膝を叩きたくなるような言葉 

2018年08月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



私はだいぶ前から北軽井沢スウィートグラスから届くメールを読んでいる。
最新のメールに「ルオムとは」という書き出しで始まる文章がある。
本や雑誌、新聞のコラムなどを読んでいて、思わずポンっと膝を叩きたくなるような言葉に出会うことがある。きっと誰もみなそんな経験があるに違いない。
 
遠くて近い、森の国
「LUOMU(ルオム)」とは、フィンランドの言葉です。
なぜフィンランド?…と思われるかもしれませんね。
長く厳しい冬と、つかの間の輝くような夏をくり返す北欧は、「ルオムの森」がある北軽井沢の気候とよく似ています。
フィンランドは「森と湖の国」とうたわれますが、きたかるの森も美しく、清らかな水が流れます。
北欧の人々にとって、森はとても身近で大切な場所です。森に入り、心を開き、親しい人と語らう。誰かの土地であっても、立ち入ってピクニックをしたり、魚釣りをしたり、野性の果実やキノコを採ったり…豊かな自然の恵みを味わう権利(自然享受権)が、古くからの慣習として認められているのです。

生き方を考える
そんなフィンランド人のライフスタイルを表した言葉が「LUOMU(ルオム)」です。日本語にすると「自然に従う生き方」。
生き方…というと、すこし大仰に感じるかもしれません。実は私たちも、この言葉を前に悩むことがあります。〈自然〉とはなにかと考えたり、〈生き方〉には正解がないと知るからです。
フィンランド生まれの物語「ムーミン谷の冬」に、こんなセリフがあります。
「わたし、北風の国のオーロラのことを考えていたのよ。あれがほんとにあるのか、あるように見えるだけなのか、あんた、知ってる? ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね。」

ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね。
あいまいなことが、安心?逆に、不安になる!という声が聞こえてきそう。
あいまいなことをあいまいなままに、〈安心〉と感じられる心。その心の持ちようが、「ルオム」らしい生き方につながるのかもしれません…(あいまい)。


先日の記事に、「晩年の最大の仕事は許し」だという言葉に出会ったと書いた。
そして、うやむやにすること、それがお互いに許すこと。うやむやにすることが優しくて便利な方法かもしれない、という考え方には賛同できる、と言った。
あいまいなことをあいまいなままに、「安心」と感じられる心。その心の持ちようが「ルオム」らしい生き方につながる。
「うやむや」や「あいまい」は、生きていくうえで大きな武器の一つになるのだが、お互いに、その「うやむや」や「あいまい」を理解しあえる間柄になるのはとても難しい。
 
 

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