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吾喰楽家の食卓

八月風流寄席(後篇) 

2018年08月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

風流寄席の客層は、老若男女、多種多様である。
初参加の客だと、若女将は、「こちら〇〇さん、初参加です。皆さん、宜しく」と、周囲の常連客に紹介する。
それさえ済めば、たとえ初対面でも旧知の仲のように、差しつ抑えつが始まる。
段々、素性は分かってくるが、性急に身元調査をするのは、野暮というものだ。

行夫さんとは、何度も隣り合って座っているが、和服好きで、国立に住んでいることくらいしか知らない。
以前、「吾喰楽の名前で、ブログを書いている」と、酔った勢いで喋ってしまった。
だから、シニアナビを通じて、私のことをよく知っている。
一方通行なので、私も相手のことも知りたいと、思っていた。

囲碁サロンで、「お仕事は?」と、現在形でも過去形でもなく、訊いてみると、明快な答えが返ってきて、おおよそのことが分かった。
四年前、六十五歳で定年退職し、現在は毎日が日曜日の身分だ。
家族構成も教えてくれた。
素性が分かったからといって、どうにかなる訳ではないが、親密度が増すことは間違いない。

■落語
この日(8月11日)は、近代落語の祖である、三遊亭圓朝の祥月命日だった。
それに合わせて、今回の演題は、圓朝作『死神』。
前半は余り師匠らしさを感じなかったが、後半の死神との遣り取りは、「名人、鳳楽!」と掛け声を掛けたくなる迫力があった。
大師匠の三遊亭圓生の芸風を踏襲しているが、オチに鳳楽師の工夫を加え、どんでん返しがあるのは、中々、良かった。

■乾杯
今回の風流寄席は第333回であるが、いつもの瓶ビールではなく、“333”と書かれた缶ビールが並んでいた。
店のオリジナルではなく、ベトナム製のSABECOというビールだった。
第333回を祝って、乾杯した。
客の発案らしいが、私には国産ビールの方が、数段、美味しいように思えた。

   *****

写真
鳳楽師(後方は寄席文字の橘右女次師)・ビール(SABECO)



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ウイールマンさんへ

吾喰楽さん

私も知りませんでした。
SABECOで検索すると、350mlで300円程度です。
韓国産のビール(第3のビール)で80円くらいですから、随分と高いです。
ビールの味は好みですから、一概に良し悪しは云えませんが、私には美味しく感じませんでした。

2018/08/14 05:23:12

吾さん

ウイールマンさん

所で今日本には、ベトナム産ンビールなどが入っているのですか?

又売価は、いくらくらいなんでしょうか。

2018/08/14 01:25:40

麗さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

この店の常連客だった、故立川談志師匠の発案で始まった落語会です。
今回で第333回ですから、約28年間になります。

私は第301回から参加しています。
初回は独身時代の同僚が誘ってくれましたが、それ以来、病みつきになりました。
可能な限り出席していますが、年に1・2回は、泣く泣く欠席しています。

2018/08/13 07:35:04

銀座しも田(*^^*)

麗さん

風流寄席…
楽しそうたのでググってみました。

趣味の合う方々と、美味しいものを食べながら
そして、飲む♪
盛り上がりますね。

吾喰楽さんは、毎月参加なさっているのですか?
こんな繋がりも素敵ですね。


ビールはやはり、、、
国産ですね(*^^*)

2018/08/13 07:05:47

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