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吾喰楽家の食卓

わが補聴器の履歴 

2018年07月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

眼鏡屋から、スマホへ連絡があった。
「お預かりした補聴器は、レシーバーの交換が必要です。如何、致しましょうか?」と、一万円近い金額を提示してきた。
勿論、「お願いします」と、即答した。
今週中に直るのは、難しいらしい。
外出の予定はないし、借りている補聴器の具合も上々なので、構わない。
調製では直らず、部品の交換が必要という、私の予想は当たった。
もっとも、長年、愛用している補聴器のことだから、威張ることでもない。

補聴器を使い始めたのは、魚津へ単身赴任している時だった。
勤務先に近い耳鼻科では手に負えず、紹介された大学病院で、メニエール症候群の治療を受けていた。
その最中、突発性難聴を併発し、入院を勧められた。
治療の内容を訊くと、毎日、ステロイドを点滴するだけだ。
始めたら一日も欠かせないから、通いきれないだろうという、主治医の判断だった。
仕事を休める状況ではなかったので、必ず毎日通うのを条件に、通院治療が許可された。
五週間、毎日欠かさず通院した甲斐もなく、聴力は回復しなかった。
眩暈を伴う難聴は治り難いと、後で分かった。
そこで、主治医の勧めで、病院に出入りしている業者から、補聴器を購入した。

初代の補聴器は、具合が良かった。
ところが、埼玉に戻ってから、その補聴器の調子が悪くなった。
富山へ行くのも大変なので、近所の眼鏡屋に相談したら、対応してくれた。
メーカーで調べたら、アンプが壊れていた。
見積価格の約五万円は、購入価格の三分の一に相当した。
買ってから、五年ほどが経っていた。
補聴器の寿命は、四・五年と聞いていたので、修理はせず、買い替えることにした。
今、考えると、その判断は間違っていたと思う。

二代目の補聴器は、初代の二倍に近い価格だった。
性能的には優れているのだろうが、思うように機能せず、酷い目に合った。
この種の機器には、当たり外れがあるのだろう。
結局、二十五ヶ月の保証期間が終わる直前に、無償で作り替えることになった。
それ以来、調整や修理を繰り返したが、上々に機能し、丸九年が経とうとしている。
補聴器は、大雑把に云うと、マイク(集音)、アンプ(増幅)、レシーバー(再生)の三つの部品から構成されている。
修理とは、それらの部品を交換することである。
今までの経験から判断すると、どんなに古くなっても、交換部品がある限り、新品同様に使い続けられる。
今、考えると、初代の補聴器は、五万円掛けても直すべきだったと思う。
アンプの次に、マイクやレシーバーが壊れても、それほどは高くはない。
初代の補聴器が壊れたのは、妻が他界する数ヶ月後のことだった。
もし、相談できたら、どんな答えが返って来ただろう。

   *****

写真
7月26日(木)の昼餉と夕餉



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シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

ツナ缶(シーチキンは固有名詞)の相手は、ピーマンです。
縦に切ってから、刻んでいます。
写真では分かりませんが、自家製のジャンボピーマンです。
通常のピーマンの二個分の長さがあります。
今、二種類、栽培しています。
ツナ缶のオイルだけで炒めました。
ピーマンの大量消費に向いた一品です。

サンドイッチのフライ、美味しそうですね。

2018/07/27 08:02:19

夕食の

シシーマニアさん

オクラの相方は、シーチキンですか・・?


私は昨日、朝食に作ったサンドイッチが食べきれず、お昼ご飯ではお腹がすいていたので、残ったサンドイッチに溶き卵とパン粉をつけて、フライにしてみました。

ちょっとしたメインディッシュになりました。

揚げ物好きの私には、ですけれど。

2018/07/27 07:30:51

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