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カシアス

城崎温泉蟹三昧 

2018年01月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

1月14日は我誕生日、今更とも思うが、
この1年無事に過ごせたのだから、よしとしよう。
城崎温泉に一泊し、温泉と蟹を楽しんだ。

前日の昼過ぎ、姫路から特急「はまかぜ」に乗る。
播但線は、無電化単線、
山をぬってカーブとトンネルを繰り返して北に進む。
川沿いに細長い田畑が続き、降り始めた雪で、
山がかすみ、如何にも寒々としている。

川口屋本館は城崎温泉駅から徒歩5,6分、温泉街の中心だ。
建物は木造の純和風、
2階の表通り沿いの広々とした和室に案内される。
板廊下の椅子に座り外を見降ろすと、
幅5,6メートル程の川に沿って柳が細い枝を垂らし、
川の両側の道を繋ぐアーチ型の石の橋が雪を被っている。
城崎温泉は外湯が名物とのことで、
浴衣、丹前姿の温泉客を見かけるが、
雪が残るこの寒さ、他人事ながら心配になる。

露天風呂も内湯も、他にお客は見ない。
広い石の浴槽を独り占め、
これぞ温泉とゆったりとした気分だ。
夕食の食事処で、他の宿泊客を見ると、
親子連れ、女子会等が10組程度で、
どう見ても我々が最長老らしい。

食事は蟹のフルコース、
蟹刺し、茹で蟹、焼き蟹、せこ蟹、蟹味噌、
山陰のズワイガニはタラバより小ぶりで味も繊細だ。
手と口を忙しく動かすが、
合間に冷酒も飲まねばならない。
最後に蟹すき、蟹おじやが続く、
おじやは蟹の甘味が濃く、この上なく美味しいが
2,3口食べたところで、これ以上は無理とギブアップ。
デザートは無視して蟹三昧は終了。

食事を運んでくれる年配のお婆さんは、
我々より上と思われるから70代後半か、
80過ぎかもしれないが、
如何にもきびきびしていて身が軽い。
聞けば、隣の豊岡駅から通っている。
年金が少ないから働かなければならない。
旦那が働いてくれないから仕方がないとか。
とは言え、表情も動作も生き生きとしている。
食事処の全員の配膳を一人で担当しており、
おまけに、翌日の朝食時も現れて
同じように配膳をしているので、
昨夜は帰ったのだろうか、と些か心配になる。

翌日は裏山のロープウェーに乗り見晴台に到着、
眼下は冬の絶景だ。
連なる山々には粉雪が無数の星の如く散らばっている。
細い縦長の山間には城崎温泉街の
家々の白い屋根が正面に向かって伸び、
入り江のような円山川まで続いている。
はるか左奥は藍色の日本海が水平線まで続いている。
川の向こうは丹後半島の山が連なり、
その上はどんよりと曇った、如何にも冬の日本海の空だ。

昼は駅近くの食事処に入る。
蟹コースを食べている人が多かったが、
蟹はあまり見たくないので、海鮮セットを食べたが、
これもなかなか、流石冬の日本海と納得する。

特急「はまかぜ」で夕方帰宅する。
姫路で迎える誕生日があと何回か分からないこともあり、
それなりに記念になる旅行だった。



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では、30回目は

カシアスさん

再び城崎温泉に来て、蟹三昧を楽しみます。

2018/01/28 07:34:39

バースデイ ジャニーですか。

さん

 蟹を三杯酢に付けてたべるの、おいしいですねえ。

 後、何回誕生日がくるかって、30回、、、です。

 恐いです。

2018/01/27 20:57:16

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