戯言（１２９）

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2018年01月01日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

平成３０年が明けました。
本来なら新年の御挨拶をすべきでしょうが　ナビ友さんの中には
喪に服されておいでの方もいらっしゃるので
プロフの今年の賀状のみで失礼させて頂きます。

本年も旧年同様　宜しくお願い致します。

正月早々ですが　今年も戯言でスタートしますが　お正月に因んで
こじつけ　は　諺ではなく　百人一首のこじつけ（替え歌？）にします。

１．あい見ての　後の心に　比ぶれば
　　　　　　　　　　　昔はものを　思はざりけり
　　老いた今　昔の写真と　比ぶれば
　　　　　　　　　　　惚れた女房　面影はなし

２．花の色は　移りにけりな　いたずらに
　　　　　　　　　　　我が身世にふる　眺めせしまに
　　顔のシミ　増えてきたり　つかの間に
　　　　　　　　　　　化粧で隠せぬ　歳となりけり

３．月き見れば　ちじにものこそ　悲しけれ
　　　　　　　　　　　我が身ひとつの　秋にはあらねど
　　かがみ見て　何故か此の頃　寂しけれ
　　　　　　　　　　　好んで抜けた　ハゲにはあらねど

４．山川に　風のかけたる　しがらみは
　　　　　　　　　　　流れもあえぬ　紅葉なりけり
　　下腹に　最近目立ちし　段々は
　　　　　　　　　　　燃焼されぬ　脂肪さりけり

５．朝ぼらけ　有明の月と　見るまでに
　　　　　　　　　　　吉野の里に　降れる白雪
　　此の頃は　綿帽子かと　見るまでに
　　　　　　　　　　　白くなりけり　老いたるあかし

６．しのぶれど　色に出にけり　我が恋は
　　　　　　　　　　　ものや思うと　人の問うまで
　　しのぶれど　つい手が出る　甘いケーキ
　　　　　　　　　　　また食べるかと　主の問うまで

７．めぐりあいて　見しやそれと　わかぬ間に
　　　　　　　　　　　雲がくれにし　夜半の月かな
　　めぐりあいて　たわむれ心で　睦みあい
　　　　　　　　　　　一児の親の　めおととなりぬ

８．瀬をはやみ　岩にせかるる　滝川の
　　　　　　　　　　　われても末に　あわむとぞ思う
　　いつの日か　お互い共に　旅たちて
　　　　　　　　　　　あの世で逢うて　会釈するのみ

９．玉の緒よ　絶えねば絶えね　ながらえば
　　　　　　　　　　　偲ぶることの　よわりもぞする
　　長ばなし　はやく終れと　願えども
　　　　　　　　　　　此のまま行けば　はや漏れるのみ

10。君がため　春の野にいで　若菜つむ
　　　　　　　　　　　我が衣手に　雪は降りつつ
　　君がため　ダイヤの指輪　求めしが
　　　　　　　　　　　百均にても　並びおりけり