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トムのアタリ役『バリー・シール/アメリカをはめた男』 

2017年11月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


トム・クルーズの常に笑顔満載の、ジェットコースター映画、『バリー・シール/アメリカをはめた男』を観た。実在の人物のバリーシールの写真を見ると、トムクルーズとは全然似ていない太っちょの二重あごのどこにでもいそうな気のよさそうなおっちゃん体形。 しかし、バリーシールは、16歳でライセンスを取ったという天才パイロット。その腕を見込んでCIAのエージェントから中南米に飛んで、偵察(空からの撮影)の任務を依頼される。彼はそれを見事にやり遂げるが、それと同時に、今度は麻薬王のパブロ・エスコバルから、飛行機を使った麻薬の運び屋を頼まれる。 その麻薬の運び屋による密輸ビジネスをやったおかげで、儲けに儲けて家の中は札束にあふれ、家の前の地面に穴を掘って無造作に埋めたり、馬小屋の藁の中に放り投げていて、馬が食ってたりしてめちゃくちゃな状態になる。 実に痛快なストリー運びでバリーシールの人生が、おもしろおかしくうまいほうに転がっていく楽しさが、こちらにも伝わってくるかのよう。さらに、この映画の飛行機操縦の眼下に広がる美しく雄大な景色が、日頃、窮屈な思いで電車に揺られ通勤している「せせこましい現実」を忘れさせてくれる。しかし楽しい物語の撮影の裏で、飛行機のアクションはCGではなく実際にやっていてスタントマンが二人もなくなっているという。その事実も忘れてはなるまい。 映画の後半でバリーシールの奥さんの無職でちゃらんぽらんの弟が、家に転がり込んでくる。そのあたりから、不穏な空気が漂い始める。麻薬王の商売を手伝い、巨額の富を手に入れながら、何の緊張感もなしに時がすぎていくはずもない事を映画は示している。 最後にバリーシールは、暗殺されるのではないかという不安と共に生きていくことになる。大金持ちになっていく実在の人物をモデルにした映画といえば、レオナルド・ディカプリオが演じた映画を思い出す。投資詐欺とマネーロンダリングの経営で年収4900万ドルを荒稼ぎしたジョーダン・ベルフォートを描いた「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、その映画よりも面白かった。 トム・クルーズの出る映画はずいぶん見たが、この映画がぼくは一番好きだ。トム・クルーズも、監督のダグ・リーマンも実はパイロットの経験があるとのこと。リーマン監督は「トム(・クルーズ)は本作での飛行シーンをすべて自分でこなしている。コロンビアへの飛行も実際に行ったんだよ」とクルーズの徹底ぶりを称賛している。 この作品に監督とトムが興味を持った理由を監督はこのように述べている。「トム(・クルーズ)も僕も、CIAにスカウトされたパイロットだというバリー・シールのキャラクターに強くひかれた。バリーの破天荒な性格以上に、パイロットとしての腕にね。飛行機を使ったアクションシーンやチェイスシーンができる絶好の機会を喜んだよ。他の映画では車を使うところでも、この作品では飛行機が使えるからね」と飛行機乗りならではの目線で語った。 またダグ・リーマンの父親はバリー本人が関わった事件の捜査官だったという。ところで、この作品ではユーモラスにトムクルーズが2回もふざけてズボンを下げてお尻を出している。日本の映画ではこのようなおふざけシーンはほとんで出てこないが、アメリカの映画ではたまに見る。これって日常的にあることなのかふと気になった。結論、トムのお尻を観たい(?)人にもおすすめの映画となっています。 

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