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サツマイモの「すいおう」 

2017年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 サツマイモの新品種「すいおう(翠王)」って私は初めて聞く
が、ほとんどの人は知らないだろうと思う。

  葉、茎も食べられ栄養豊富

 「すいおう」はイモだけでなく、葉も茎もすべての部分を食す
ることができる画期的な健康サツマイモだそう。

 イモにはカロリーの元となるデンプン質、葉や茎にはビタミン、
ミネラル、ポリフェノールなどの栄養素が多く含まれている。

 葉や茎に含まれる栄養はカルシウムでホウレンソウの2.8倍、
ビタミンB1でキャベツの2倍、ビタミンB2でセロリの5.6
倍という高さ。

  イモ1回収穫、葉は3回も

 しかもサツマイモを1回収穫する間に、生育の早い葉と茎は3
回も収穫することができるという。

 つまり「すいおう」を食べれば、カロリーもビタミンもミネラ
ルも摂取することができる機能性野菜なのだ。

  山川博士が共同開発

 「すいおう」は山川理農学博士が九州沖縄農業開発センターと
7年間の共同研究で開発したサツマイモの新品種。

 山川博士は40年間サツマイモの品種改良に取り組んできた。
農林水産大臣賞などを受賞した世界に知られたイモ博士。

  世界で10億人が飢餓、栄養不足

 ところで世界ではいまだに約10億人の人々が飢餓や栄養不足
で苦しんでいる。激増する人口に供給が追いつかないのが原因。

 また牛肉1キロを生産するためには、11キロの餌を牛に与え
る必要があるという。牛1頭なら相当な量になる。

  牛1頭に穀物2.2トン必要

 特に日本の厩舍飼育では、牛1頭つまり200キロの牛肉を生
産するために2.2トンの穀物を与える必要がある。

 2.2トンの穀物とは人間8人分の1年間の食に匹敵。人間の
食べ物が家畜の餌に回され、一方で飢餓で苦しむとはね。

  食品廃棄、年2700万トン

 他に先進国では食品廃棄という問題も。日本では年間2700
万トンの食べ物が生産現場、流通、レストラン、家庭で廃棄。

 これは約1億人が1年間暮らしていける食糧と同量。同じ地球
上で考えると狒埖腓紛鮃圻瓩鯊海韻討い襪箸いΔ海箸澄

  世界の飢餓に取り組む

 山川博士は「すいおう」を栽培、活用して、世界の飢餓に取り
組んでいくという大きな夢と計画を抱いている。

 「すいおう」は安価で大抵の土壌でも生育が可能。雨の少ない
地域でも比較的簡単に栽培ができる大きな利点がある。

 近い将来、国際協力機構(JICA)の若者が大量の「すいお
う」の苗を担いで世界の貧困地帯に飛び出すとも。

  まず国内普及?

 ただ「すいおう」は国内でもまだあまり知られていないそう。
こんなに栄養価の高いイモならまず国内普及に力を入れるべき?

 南九州のスーパーでは売られているそうだが、山形まで普及す
るにはだいぶ先になりそう。

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