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吾喰楽家の食卓
師弟関係色々
2017年11月10日
テーマ:生活
今回のオフ会の出席者は、私を除くと、何か習っているか、何か教えている人が多い。
そもそも、この日の午前中に観たキルト展は、Reiさんとキルト仲間の成果を発表する場だ。
毎年、京都と東京で開催しているキルト展では、月謝とは別に、かなりの費用を要すると推察した。
彩々さんは陶芸が趣味で、陶芸教室へ通っている。
月謝や作品展の費用などが掛かるのは、キルトと同様だろう。
シシーマニアさんは、ピアノの先生である。
立場は逆だが、形態は同じだ。
費用が発生する師弟関係は、先生と生徒と呼ばれることが多い。
落語の場合、アマチュアの落語研究会を、プロの噺家が指導することがある。
通称、落研(おちけん)の顧問だ。
この場合も、実際の呼び方はともかく、先生と生徒だろう。
プロを目指している場合の師弟関係は、師匠と弟子と呼ばれる。
立川流家元は別として、落語の修行に月謝は不要である。
師匠の家に住み込むのは、大相撲の世界に似ている。
噺家は二ツ目になるまで、力士は十両になるまで、給料を貰えない。
前座は、食事こそ保証されるが、収入は、寄席で貰う僅かな手当てと、時々、貰う小遣いだけらしい。
最近、師匠の自宅へ通って、落語の修行をする噺家の卵も多い。
何れにせよ、師匠が弟子を持つと、弟子を育成する費用は師匠の持ち出しになる。
家事や師匠の世話をしても、それで収まるはずはない。
その上、弟子が一人前になると、師匠の商売敵になるのだ。
それなのに、弟子を持つのには、二つの訳があるという。
一つ目の理由は、自分もそのようにして育てられたから、その恩返し。
二つ目は、落語という古典芸能を、後世に残すため。
指導はするが、弟子を持たない主義の噺家もいる。
先生と生徒のキーワードは、教室である。
義務教育の公立学校を除くと、月謝が付きまとう。
ピアノの場合は、生徒のレベルや、何を目指しているかで、教え方があるらしい。
キルトや陶芸に比べ、生徒のレベルが分かり易いのかも知れない。
オフ会での話だが、キルトや陶芸の先生は、自分の作風を押し付ける傾向があるようだ。
初心者の頃には、それも必要であろう。
でも、ある水準を超えたら、先生は生徒の個性を尊重した方が良いと思う。
第一、プロを目指している訳ではないから。
落語の世界では、弟子に落語を教えない師匠もいる。
自分のコピーを作っても、意味がないという考えらしい。
芸人としての生き方を、教えるだけなのだろう。
その場合は、兄弟子や、親交がある噺家に指導を託す。
また、自分で教えるにしても、積極的に他の噺家にも稽古を頼む場合もあるようだ。
立川流家元の談志は、それを嫌って、自分流を押し付けたらしい。
Reiさんと彩々さんは、キルトや陶芸で、やりたいことがあるという。
それぞれの志を貫いて、夢を実現してほしい。
パトラッシュさんは、小学校で囲碁と将棋を教えている先生だ。
自宅でも、囲碁サロンの席主として、小学生を含む多くの人に囲碁を指導している。
何れも、ボランティアである。
「囲碁に対する恩返し」と、聞いたことがある。
澪つくしさんは、健康運動の指導者で、地元で体力つくり体操のクラブを主宰している。
これまた、ボランティアである。
NPO法人化を、目指しているそうだ。
一日も早い実現を祈っている。
喜美さんは、悠々自適の生活をしているが、鎌倉彫に傾注していた時期がある。
私はと云えば、学校の授業の他に、部活や私的な習い事をしたことがない。
サラリーマン時代、後輩を指導した他には、人に教えたことがない。
社会科の教員免許を持っていても、活用したことがないのである。
勿論、趣味は色々あったが、大概は独学で通して来た。
そして今、好きな落語と歌舞伎を楽しんでいる。
飽くまでも自分の為であり、世の中の役に立っている訳ではない。
オフ会の宴席で、皆さんの前向きな話を聞いていて、少し肩身が狭い思いをした。
*****
写真
11月9日(木)の夕餉
※澪つくしさんの活動は、今年の七月にNPO法人になったそうです。謹んで、訂正致します。
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蘭夢さん
こんばんは。
仕事で英語が必要だったのですが、苦手でした。
英語の電話が来ると、ドギマギしましたよ。
取り次ぐ程度の会話だったんですが。
アメリカへも行きましたが、同行の上司に頼り切っていました。
2017/11/10 16:43:14
英語
トラベル系の英会話サークルに入っていましたが、
諸事情により海外旅行への計画は無くなりましたので、
今後は 路線を変えた英語の勉強となりました〜 (*^_^*)
2017/11/10 16:21:02
NOVAさんへ
私は教科書と参考書以外の本は、余り読まない学生でした。
読書が好きになったのは、社会人になって5年位経ってのことです。
もっと早く、読書に目覚めていたら、別の人生があったかも知れません。
文章を書くのが好きになったのも遅く、50歳代のことです。
「人間、死ぬまで勉強」は、親父の口癖でした。
2017/11/10 12:35:01
学ぶこと
学びたいという気持ちを持っている人は、年齢は境遇に関係なく、どんどん物事を吸収していきますね。
学生だった頃、この気持ちがもっとあればより多くのことを学べただろうにと思うことしばしばです。
現在、世界各地の生徒さんに日本語を教えていますが、彼らの学びの姿勢から多くのことを学んでいます。
2017/11/10 11:38:16
Reiさんへ
おはようございます。
皆さんの話を、噺家の修行と重ね合わせて聴いていました。
特に芸術分野は、基礎は教えられますが、その先は本人次第だと思います。
Reiさんは、自分の世界を作り始めていますよ。
あとは、前進あるのみです。
ガンバ!
2017/11/10 09:32:32
つゆさんへ
おはようございます。
確かに、サラリーマン時代は、色々な制約が多かったです。
物理や化学が苦手だった私が、独学で勉強し国家試験に合格しました。
その試験の難しさを知っていた兄は、褒めてくれましたよ。
忖度も、苦手でしたね。
上手く立ち回れば、もう少し出世したかも知れません。(笑)
2017/11/10 09:20:56
師弟
先生と生徒という関係は、難しいものがあるのかもしれませんね。
教えてもらって、その後、自分なりの世界が作れてこそ一人前かな、と思います。
一人前を目指したいものです(^_^;)
2017/11/10 09:18:46
彩々さんへ
おはようございます。
今回は、お店の予約から会計まで、お世話様でした。
一見、フランス料理風の中華料理、中々、良かったですよ。
コストパフォーマンスも最高!
集合写真の撮れ具合、今一でした。
へぼ顧問ですね。
次回は、小さな三脚を持参します。
2017/11/10 09:15:01
サラリーマンの方は
お仕事の面で学ばなけれはならなかったことが多かったのでは。
それこそ忖度したり、好きなことだけをやっているわけにいかなかったと思います。
いま晴れて、お好きなことに専念できるのでしようから、肩身の狭い思いはなさいませんよう。
2017/11/10 08:57:02
一番目に登場した
「彩々」です。
時々、なんって読むのかと聞かれることが
あります。
‘さいさい’と、呼びます。
運命鑑定士名からHNにしました。
今回のオフ会は8名でしたが、一年に
2−3度お目にかかるナビ友さん達。
義理でお付き合いすることは無く、
師弟関係、男女関係無く、お会いしたい
から、参加する。
ただただ、この気持ちで、続いている
愉快なお仲間たちです。
元気で参加させていただいていることに
感謝です!
オフ会写真部顧問(?)←ゴクさんの
お陰です!
2017/11/10 08:51:22