メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

シングルシニアがゆく!

日本人が英語ができない訳 

2017年10月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:学習時間の問題

昨日の英字新聞で、東京インターナショナルスクールの代表の寄稿文から。

なぜと問われて久しく、かつ、何度も繰り返されて聞く、日本人は、
1. シャイで人前で話すことが苦手
2. 完全主義者で文法的に完璧を目指すため
3. 「読み」「書き」は出来るけど、「話す」「聞く」は習っていないから

なんてのはお決まりの言い訳。

実は、「圧倒的に英語学習時間が足りない」のが主な原因。
日本の中高では、3年間でそれぞれ350時間、437時間。6年間で合計787時間。

ところが、
English Tutor Network(ビジネスパーソン向けの英語の個人教師のネットワーク)でTOEIC900点以上(満点990点)取った日本人教師は、
英語学習に、4000〜5000時間要しています。

また、
Foreign Service Institute(FSI, 外務職員局、米国国務省の機関)では、
米国人が外国語を習得するのに必要な時間を難易度から4つのグループに分けている。

クループ1:フランス語、スペイン語、ドイツ語など。480時間
グループ2:ギリシャ語、ヒンドゥー語、インドネシア語など。720時間
グループ3:ロシア語、ヘブライ語、トルコ語など。1320時間
グループ4:日本語、中国語、韓国語、アラビア語など。2400〜2760時間

このテストの中で最も難易度が高かったのが、日本語。一定の教育水準を求められる国務省機関の職員ですら、これだけの時間を要します。

これだって最低時間でしょう。

政府は、2020年には、高校の英語レベルをB1レベルまで上げたい、と言っているそうです。
B1レベルとは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)で使用されるレベルで、

「仕事、学校、娯楽などで普段出会うよな身近な話題について標準的な話し方であれば、主要な点を理解出来る」ということ。

この代表は、
中高生時代の合計で787時間しか学習時間がないのにどうやってB1レベルまで引き上げることができるのか、と非常に懐疑的で、
もはや、自動翻訳機に頼るしかない、
と皮肉っています。

ごもっともなお話。

私は、昔からリスニングが合計2000時間に達すると
英語の聞き取りができるようになる、と聞かされていましたが、それだって時間的に少ないはず。

やはり、好き者か、本当に必要に迫られた人に限りますね、語学学習は。

日本にある英会話学校に行っても本当無駄ですよ。
不良外人も多いしね。

それに比べたら料金の安いフィリピンあたりに語学留学した方がまだましでしょう。

私は安上がりなNHKのラジオ講座が自分に合っていると思っていますが。


というわけで、「好き者」の私は今日も英語を学習する予定。(でも長時間は無理になったなぁ。実際、図書館では3時間がいいところ)

でも、いつになったら何不自由なく会話ができることやら。


もはや変人ですね。
(前からそう思ってたけど)



いつものスタバにて
(まだちょっと空いているかな)



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ