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五体不満足な人たち 

2017年09月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:生きるのが大変そうだけど

外を歩いていると、特に駅で、
腰が90度曲がっている人、目が不自由な人、耳に補聴器を付け手話をしている人が歩いているのをかなりの頻度で見かけます。

単純に大変だなぁ、と思います。
何が大変か。生きていくのがです。

最近見かけた腰が90度曲がっている人は、15年近く前から駅に行く途中で見かけていた男性で今は60前後かなぁ。
しばらく見かけないと思ったら2、3年前突然90度腰が曲がって歩いているのを見てびっくりしたのを覚えています。つい最近も見かけました。
一体何があったのか。

目の不自由な人も毎日見かけます。
年齢性別に関係なく、よくあんな混んでいる駅を歩いていけるものだと感心します。
生まれつき目が見えないのか、それとも遺伝か、事故か。
いずれにせよ、自分の境遇に自己との葛藤があったはず。
社会人になっても仕事は限られ、人生の選択肢は非常に他の人に比べて狭いはずですから。

彼ら、彼女らは幸せなのか、なれるのか?
もちろん、「幸せ」なんて主観的なもので他人が決めることでも決められることでもないのは百も承知。
でも本人はどう思っているのでしょう。

五体満足な体の私でさえ、生きるのが大変と思うことが多々あるのに。
自分の性格から、よく今まで生きてこれたなぁ、時々本当に思います。

先のリオのパラリンピックで障害者のスポーツ選手が活躍していましたが、友人(フリーのスポーツライターにして難病指定患者でもあります)のからのメールで「俺たちはあの人たちやその家族に比べればまだ恵まれていると思うよ」と送ってきました。
想像力欠如の私は、当時「俺の方が大変。」なんて思った次第でありました。

自己中で地頭の悪い私は、今までそういったことをほとんど考えないで生きてきましたが、今は時間的余裕のあるせいか、あるいは老化したせいか、こういう人たちはどう思って日々を送っているのか考えてしまいます。

他人を見てまだ自分の方がマシ、と思うのは
処世術の一つでしょうか、それとも唾棄すべき行為でしょうか。


「ミャァ〜、ミャァ〜」耳障りな英語を話している外人女性にイラっとしながら、まだサンマルクにて



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