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漫画で夢を「描クえもん」 

2017年06月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「Stand by me 描クえもん」の第1巻を読み始めたら、止まらなくなって、あっとゆうまに読み終えてしまった。とにかく作品としての吸引力が半端でなく面白い。 作者の佐藤秀峰は、「ブラックジャックによろしく」や「海猿」で有名な漫画家なのだが、ぼくは彼の作品を「描クえもん」で初めて読んだ。第2巻が出るまでまてのつなぎとして、「ブラックジャックによろしく」も、買ってよんでみたのだが、ぼくには「描クえもん」のほうが数倍、面白かった。 「Stand by me  描クえもん」は、マンガ家を志す23歳の青年・満賀描男(まんがかくお)を描いた物語。アシスタントをしながらマンガ家デビューを目指す描男のもとに、ある日“未来の自分”を語る中年でデブで禿げたおっさんが現れる。 「オレはお前だ。漫画なんてものを続けていたら今にオレみたいになっちまうぞ。マンガ家を目指すのをやめろ」と忠告する。おっさんの忠告を無視して、マンガを描き続ける描男はデビューし、アシスタント時代に目をつけていた色っぽく可愛いい彼女もゲットする。雑誌アンケートでは1位と華々しいマンガ家人生を歩み始めるが・・・・・・・・。 漫画家の原稿料に関する事、アシスタントへの給料や、彼らとの共同制作の事、原作者と言いいつつストーリーは漫画家が作成している事、印税や自分の描きたい作品と現実に描いている作品との葛藤など、かなり細かい部分まで描いている。 でも、ぼくが一番気にかかるのは中年でデブで禿げたおっさんが「オレはお前だ。」と突然現れ、満賀描男にからんでくるところ。もう一人の自分が、夢に単純につきすすむ自分自身に対してリアルな忠告をしているかのよう。それもかなりきつい言葉の連打を自分に浴びせて・・・・・。 単行本の半分あたりで、その謎のおっさんは「連載するなら契約書はしっかり結べ」という忠告を描男にする。「どこに行くんだよ」という描男の問いかけに、「オレの役目は終わりだ・・・ さよならするよ・・・」と、トボトボ彼の元から去ってしまう。とても面白いキャラなので、2巻目でまた出てきてくれることをぼくは願っている。 ところで、佐藤秀峰というマンガ家はいろいろ物議を醸し出すような発言や行動、もしくは主張を行っているようだ。ウィキペディアで、読んでみても色々とある。 〇2011年 - 『漫画アクション』にて原作を担当した自伝的漫画『ボクマン』を 連載開始。しかし作画担当の一色登希彦と権利関係で揉め、3話で連載終了。〇2013年 - 離婚。2013年にブログにて、元妻へのインタビューというかたちで、 自身の「不貞行為」による離婚を報告した。事務所の移転。脳梗塞で倒れて 緊急入院。 〇2014年3月7日、ブロマガ「少年 佐藤秀峰」で、自身が表紙画を描いた堀江 貴文の小説『拝金』、『成金』の2冊がゴーストライターの筆によるものである ことを明かし、当時、担当編集者からは「小説の世界ではよくある制作手法で、 何ら恥ずべきことだとは思っておりません」と言われましたが、やはり恥ずべ きことであろうと感じます。また、それを知りながら読者の皆様に今まで何も 申し上げなかったことについて、深く反省するとともに心よりお詫び申し上げ ます」と謝罪した。 〇2017年5月に、アマゾンジャパン『キンドル アンリミテッド』配信の作品が 削除 され損害を被ったとして、逸失利益約2億600万円の賠償を求め東京地裁に 提訴。 これらの行動や考え方が「Stand by me 描クえもん」の作品の根っこになっていると思える。 ところで、このマンガは1巻目が発売するのに、3年かかっているとのこと。そうすると、2巻目が出るのは2020年の4月ということになってしまう。待てない、待てない、遅すぎる・・・・。出た頃に、内容を忘れてしまいそうだ。 

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