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恐怖とスリラーのドキドキ映画「スプリット」 

2017年06月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「映画「ストリップ」を観に行ってきた。」と、思わず言いそうになるので、注意が必要な「スプリット(原題:Split )」。スプリットはボーリングでも使われる用語だが、”分裂する”という意味で使われている。女子校生クレアの誕生日パーティでの事・・・・・・。パーティ会場で仲間に溶け込めず、一人で物思いにふけっているような孤独を感じさせるケイシーは、パーティが終わったので、一人で帰ろうとするのだが、呼びとめられる。同級生のクレアとマルシアとその父親の運転で車に乗せてもらい、いっしょに帰ることになる。ショッピングセンターの駐車場で気が付くと、運転席には父親のかわりにスキンヘッドの険しい顔をした見知らぬ男がハンドルを握っている。「あなた、車を間違っていますよ」と、声をかけるが男は無視。いきなり催眠スプレーをかけそのまま三人を拉致してしまう。目が覚め気がつくと女子高生の三人は鍵のついた密室に監禁されていた。そして犯人は日により別人格で彼女らに接してくる。彼は23もの人格を持つ謎の男。そこに目をつけた冷静なケイシーは、犯人が多重人格者である事の弱点をついて脱走を図ろうとするのだが・・・・・この映画「スプリット」は『シックス・センス』で成功をおさめ、国際的な知名度を上げたM・ナイト・シャマラン監督の作品。彼はインド生まれで、46歳なのだが、とても愛嬌のある顔をしている。シャマランはスティーヴン・スピルバーグに憧れ、17歳までに45本もの自主映画を撮ったとの事。でも、ぼくはこの監督の作品を意識したことがなく、つまりどれも記憶に残るほどの面白さをかんじなかったので、当映画もあまり期待していなかった。でも、見た人の評価は総じて高くて、アメリカでも3週連続1位を記録したという。最近、DVDのみ見ているので、そろそろ映画館の雰囲気に懐かしさを感じて、「スプリット」を見に行った。この映画を選択して正解だった。冒頭から惹きつけられ、退屈な部分がなくとても面白かった。何篇かの「スプリット」の映画評を読んでいたのだが、もっと小難しい内容だと思っていた。娯楽作品であることを意識したわかりやすい内容だった。ケイシーを演じたアニャ・テイラー=ジョイも、とても魅力的で、印象の強い個性的な女優。そんなに美人というわけでもないのだが、まず彼女の眼に惹きつけられた。犯人は潔癖症で、汚れた服が嫌いなので、女子高生三人とも薄着にさせられてしまうのだが、そのときに「え!」と驚くのがアニャ・テイラー=ジョイがけっこう胸がおおきいこと。恐怖のシーンなのに、どうしてもそっちへ眼が行ってしまうのは困りもの。映画で彼女の幼き頃を演じた子役の子も良かった。彼女に雰囲気が似ていて、ピッタリだった。日曜日の夜10時からのレイトショーのせいもあるとは思うが、席はガラガラだった。もったいないことである。話題の「メッセージ」も最近見たのだが、こちらの「スプリット」ほうが面白さでは上を行くと思った。この映画は、精神科医との対話の部屋と、閉じ込めた地下の部屋という限られた空間が舞台になっている。そのことに関する意図を聞かれたシャマラン監督が以下のように述べていて、この発言が印象に残った。『私の哲学的には未完成なもののほうが全体像が見えてくるという想いがあります。観客が完成されてない部分に自分たちの思いを込めることで、1つの作品として完結すると思っています。あまりにも完成されすぎたものを渡してしまうと、逆にすごく受け身に見てしまうんです。未完成な部分を残しておくことによって参加型になるというイメージですね。例えば映画の中で空に1,000体の宇宙船が浮遊しているシーンが映るよりかは、誰かが外から走りこんできて「10体ぐらいの宇宙船を見た!」と緊迫した状態で言ってくるシーンのほうが想像力を掻き立てられますよね。観客は自分のイマジネーションを使って見えてない部分を見ることができるんです。』 

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