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緊張感の快感『ドント・ブリーズ』 

2017年01月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


アメリカのデトロイトでの泥棒3人組が主役のお話。デトロイトは街が広がりすぎて警察がちょっとしかいなくて、犯罪し放題の街。そこに、娘が交通事故に合い、その賠償金が数千万入って金持ちの爺さんが一人で住んでいる。 そのお金は銀行にあずけてなくて家のどこかにある。その爺さんは、盲目で周りの家には人が住んでいない。これだけ条件がそろったら、爺さんの家に押し入って金をふんだくって逃げるのは、泥棒を経験済みの若者にとっては、楽勝に思えた。 軽い下調べの後に、三人の仲間でその家に押し入った。ところが、爺さんに、とんでもない反撃に合う。彼は元軍人で格闘技の経験もあると思われる、筋肉隆々の殺人マシーンだった。そして誰にも言えない秘密を持つ老人だった。という、実にシンプルで明快なストーリー。 単純に考えると泥棒に押し入られて金を盗られるのは、爺さんのほうなのだから、同情すべきは彼のほうなのだ。でも、映画が爺さんと家の内部を映して数分で気持は、若者の泥棒3人組に感情移入しているのだから、おもしろい。 盲目でひげも髪の毛も真っ白なのに爺さんは、信じられないほど強い。でもその爺さんと若い泥棒も戦い続けるのだから、若者の方も相当に強いということになる。後半、何度か『死んでおだぶつか?』と疑うほどのダメージを相互に負っているのに、どちらも何度でも立ち上がってくる。まるで不死身の人間同士、いやターミネーター同志の戦いの展開となっていた。 また、爺さんには、目が見えないかわりに、力強い相棒がいる。それは凶暴な犬だ。女性が犬に追われ、車の中に逃げ込む。さらに追ってくる犬をうまくトランクの中に押し込める。そうしたら、犬がその車の中の座席を食い破って飛び出して来る。 犬はくさりが車の内部でからまり、動きが固定されている。車の中で女性の顔と数センチの接近した距離で向かい合う形となる。犬は口からあわを吹きつつおびえた女性の顔面に向かい凶暴に吠えまくる。これは、幼き頃に犬に脇腹を噛まれて卒倒した経験のあるぼくとしては、頭がパーになるほどこわかった。 それにしても、この映画の爺さんを演じたスティーヴン・ラングは64歳だというのに、年齢を超えたすばらしい筋肉の付き方。「ビルドアップに年齢は関係ない」と、証明しているかのよう。映画「アバター」に出ていたと言われると、おぼろげに記憶に残っているが、もう一度、どんな役を演じていたか見直したいと思った。 この映画の監督・フェデ・アルバレスはYOUTUBEにアップした一人で作成した映画「パニック・アタック」が、「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」の映画で有名な監督のサム・ライミのの目にとまり、リメイク版『死霊のはらわた』の映画を撮ることになり、彼の映画界デビューとなった。 5分弱の映画「パニック・アタック」がまた、見事な出来栄えで、300ドルの予算で作られ、現在700万回以上の再生をされている。たとえばその映画を50人で作成したと聞いてもぼくは信じてしまうほどのレベルの高さだ。この映像が話題になり、監督は「木曜日に(映像を)アップロードして、次の月曜日にはハリウッドのスタジオからのメールでいっぱいになっていたよ」と語る。争奪戦がくり広げられるまでだったという。       

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