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心の軌跡

夢の中を行ったり来たり・・・ 

2016年11月21日 外部ブログ記事
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「今日は○大の学園祭に来ている。」

「明日家に帰るけんね。」と

昨日,母は言った。


「どうやって帰るんな?歩いて帰るんか?」と父が尋ねると

「なんでぇ,歩いてなんか帰らんわ。タクシーやわ。」と

まともな顔をして答える。

「わし,明日はデイサービスに行っておらんで。」と父が言うと

指で私を差して

「娘がおるけん,かまん(大丈夫)」と言う。


どこまでわかって言ってるんだか・・・


昨日は

父の甥や姪が広島からやって来て

母を見舞ったくれた。

母は突然の訪問に驚き

そして喜んだ。


68歳の姪に向かって

「若いなぁ。お見合いせんといかんなぁ。」と言う。

まだまだ若々しくて美しく

とても68歳には見えない人だが

お見合いとは・・・

でも,皆さんにこにこして

黙って話を聞いてくれた。


夢の中を言ったり来たり・・・

これを妄想というのだろうけど

それが母にとって心地よいものであれば

現実のことを思うよりよっぽどいいかなと

母を見ていてつくづく思った。


「ここはね,ご飯がおいしいんや。ごっつぉ(ごちそう)なんでぇ。」とうれしそうに語る母。

前の所にいた頃とは大違いだ。


いろいろあって

いろいろ悩んで

辛くてしようがなくて

逃げ出したいと何度も思って・・・


家での介護はたったの2ヶ月ちょっとだったけど

病院にいた時も老健にいた時も

母との思い出は

嫌なことばかりだった。


このままもし母が逝ってってしまったら

私は母に対して

最悪の感情を一生抱くことになるだろうと

そんなことまで考えた。


いつまで続くかはわからないが

今は母の夢物語を聞くのが

とてもうれしい私である。o(^-^)o


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