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心の軌跡

父の部屋に 一晩中灯が灯るようになったわけ 

2016年11月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ある日を境に

父の部屋の灯が

一晩中灯るようになった。


何かあったのかと思い

父に聞いてみると

「部屋が暗かったら寝られないから・・・電気代はもったいないけど・・・」との返事。


電気代は気にしなくていいんだけど

今まで灯を消して寝ていたはずなのに・・・と

少し気になったが

そのままにしておくことにした。


先日の金曜日のこと

私が夕ご飯を持って行くと

にこにこしながら

「わし,電気(枕元に置くスタンド)を買ったんで。」と言い

買ったばかりのスタンドを見せてくれた。

「これは電球がいらんのやって。ずうっと切れることはないんやて。」

電球がいらんことはないと思い

よくよく見てみると

それはLEDのスタンドだった。


なるほど

これだとおそらく父が生存中は

電球を替えなくていいだろう。

父はたぶん店員さんの話を聞いて

電球がいらんて解釈したんだろうが

まんざら間違ってはいないなと

思った。


あっ

とその時

気づいた。

父がなぜ部屋の灯を一晩中灯していたかということを。


今まで使っていたスタンドの電球が切れてしまったことが

原因だったのか・・・

それならそうと

私に言えばいいものを・・・


でも

自分でちゃんと店員さんの話を聞いて

新しいスタンドを買うことができたというのは

父にとっては

すごいことだと

逆に感心した。


つい1年前までは

店に行っても

何も買えずに帰って来ていたのに・・・


どんどん認知が進む母

ちょっとずつしっかりしてくる父

何とも皮肉な現実に

喜んだり悲しんだりの私だが

二人が幸せそうににこにこしていてくれることが

私にとって何よりの喜びかなと

つくづく思う

今日この頃です。


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