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心の軌跡
私,仕事に行ってるから・・・
2016年11月14日
テーマ:テーマ無し
と母は嬉しそうに言った。
「もう歳やけん仕事は行かんでもええやろ。」と私が言うと
「いいや,食べていかないかんけん。」と
母はまじめな顔をして言う。
「どこに行っきょんな?」と私が母の話に合わせて聞くと
「ここ。さっきの所(みんなが集まる居間のような所)や。」と言う。
そして続けてこう言った。
「ここは行っても給料は出んけど3食食べさせてくれるんや。それだけでもええと思って。」
「そうやなぁ。食事付きはええやないの。」と私が言うと
うなずき
「でもな,ちょっとは小遣いがほしいけんもうちょっとしたら外に働きに行こう思って。」と
これまたまことしやかに言う。
そんな母の話に合わせるように
父は
「その金で何買うんな?」と母に訪ねた。
「お菓子」と
にこにこしながら答える母の顔は
童女のように
かわいかった。
私はそんな母の話を聞いて
(よかった,自分が働いて食べてると思うことは母の気持ちを楽にする。ここに入っているとお金がかかるなんて思うと辛くなるから・・・)と
思った。
何がきっかけで
ここに働きに来ていると思うようになったかは謎だが
それはそれで母にとってはいいことだと
思う。
認知症が進んだとか・・・
そういうことよりも
母が幸せな気持ちで
日々過ごせることの方が
大切だと
母の様子を見ていて
つくづく思った。
いくつになっても
認知症になっても
体が不自由になっても
「働く」ということ,「人の役に立つ」ということは
自分にとっての生きがいなんだと思う。
そういうことを
私自身忘れかけていたように思う。
どうかどうかこのままの状態が
これから先ずっと続きますように・・・と
神様に願う今日この頃です。(/−o−)/
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