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流老記

そば2 

2016年11月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

一日中曇り、で暖かい。

きょうも
いつものコース。

無性に蕎麦が食べたくなって、
駅近くのビル1階にある
テーブルに座って食べる蕎麦屋へ。

昼前なのに
結構、混んでいる。

お茶が出る前に品書きを見てみると、
もり700円、ざる850円、
天麩羅蕎麦は松竹梅で
1200円から2000円、
山菜蕎麦は1000円、なので
お茶を持って来た
30代ぐらいの化粧下手な女の子に、
それを注文する。

ついでに、新蕎麦?と訊くと、
そうですよ、のイントネーションが中国風。

まさか中国の新蕎麦だったりして…

まっいいか、グルメじゃないし。

蕎麦は
結構あちこちで食べているが
ハッキリとした違いは分からない。

本場信州はもちろん
甲州も秩父も福島や山形も…

故郷・越後にへぎ蕎麦があるのは
東京に出てきてから知った。

海藻が練り込んであるらしい、から
カメラマンもQさんも
幼い頃から食べていれば
薄くならなかったろうに。

やがて出て来た山菜蕎麦は
缶詰めから出したような山菜が
気持ちだけ載っている。

昔、一杯のかけそば、という話が
マスコミを騒がしたが、
隣りの席では
小さい子供が、
もういい、と母親に言い、
タコのウィンナーが食べたい、と
蕎麦のどんぶりを
箸でかき混ぜながら駄々をこねている。

お米一粒を大事にする、という教育を受け、
自らが百姓の息子であったから、
蕎麦にしろ何にしろ、
食べ物を粗末に扱われると…哀しい。

こんな子供が大きくなり、
そのまた子供が…と考えると
明るい未来などあるのだろうか。

その頃の世の中を
見ないですむだけ、マシかな…



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ぐでたまさん

根無草さん

確かに、
ぐでたまさんは経験豊富なようで、
人生を楽しんでいらっしゃる。

それに比べ、
こっちなどは
しなくてよい経験ばかりしてきて、
この歳でもアタフタしてます。

2016/11/16 21:35:44

ハナコおばさん

根無草さん

そうなんですよ、
昔は蕎麦というと
痩せた土地で栽培し
稗や粟と同等の食べ物だったのに
ざる蕎麦が千円近くもするなんて、
驚きです。

たまにはソバガキを作ってみたら…

2016/11/16 21:28:55

村雨さん

根無草さん

コシヒカリを毎月20キロとは
すごいですねえ。

ごひいきにしていただき
ありがとうごぜえますだ。

越後の百姓になり代わり
御礼申し上げますだ。

2016/11/16 21:21:21

私は蕎麦って

ぐでたまさん

好きだけど味までわかりません。
でもソバ打ち体験をした時、打ち立ての蕎麦が生まれた初めて香りとかが分かった瞬間があったのです。
そんな蕎麦屋さんにはまだ遭遇してません。たぶんそば粉も引きたてだったのではなかったのかと。
何でも新鮮さが大切だとしたら・・・
我々はもう新鮮さは無いです。
自慢できるとしたら経験だけです・・・

2016/11/16 19:46:28

へぎ蕎麦、

ハナコおばさんさん

知りませんでした。
土地によって、いろいろな蕎麦があるんですね。
なにしろ信州蕎麦がイチバ〜ンと思っていたので^_^;
特に戸隠蕎麦は美味しい!

昔はなぜか、そば粉がよくありましてね、
“そばがき”を、おやつ代わりに食べさせられました。(^^;)

蕎麦は荒れた土地でも採れるというから、貧乏国信州の名産になったのかもね。

今の子供は贅沢になっちゃって…。

2016/11/16 16:07:18

確かに

さん

お米は一粒も残すな、落ちていたら一粒でも拾えと育ちました。作ったお百姓さんが悲しむと。

息子たちが高校生のころは、弁当もちなので、新潟コシヒカリを毎月20キロ配達してもらってました。
そのせいか、第ニ次オイルショックで米がないと大騒ぎしていたときも、きちんと配達してくれました。

2016/11/16 08:42:45

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